1.ネガティブ情報の公開について
国土交通省がネガティブ情報の検索サイトをオープンしました。同省が管轄する、各種業種の過去の処分歴など事業者にとって有利に働かない情報を検索できるサイトです。
私の業務にも関連する、各種旅客運輸業、自動車整備業、自動車製造業等を検索することが出来ます。検索は、大体が県単位で検索出来ますが、私の所属県でも結構知っている旅客運輸業社や自動車整備業社が掲載されていました。なお、国土交通省のサイトの趣旨には、以下の様に記されています。
ネガティブ情報の公開は、事業者に対し追加的なペナルティを科すために行うのではなく、事業者の適正な事業運営の確保を目的とするものであり、ひいては、国民の安全・安心の確保、公正で自由な競争の確保などのために有効なものです。
※自動車関連の情報掲載期間は、バス事業者、タクシー事業者、トラック事業者は3年間、その他は2年間とされている様です。
2.ナンバープレートカバーの規制への動きのこと
国土交通省がナンバープレートカバーに関するアンケートを集約した上で、カバー装着禁止の規制に乗り出す模様です。従来より、速度取り締まり機(オービス)のナンバー撮影を逃れる目的で、赤外線吸収タイプのナンバープレートカバーは、車検の際等で規制がされて来ました。しかし、赤外線吸収タイプでなくても、透過率の高いナンバープレートカバーは、非常にナンバーの文字の判読が困難になるものがあります。私の過去経験でも、悪い輩(893等)の多くのクルマには、前後ナンバーにカメラでのナンバー撮影にも支障を来すような非常に濃色のカバーを装着されていることが多くありました。
これらナンバープレートカバーの規制は、透過率の数値規制ではその測定等の検査が困難となると感じられます。警察でのパトロールや街頭検査で、即取り外しの整備命令が出される様にするには、一切のカバー装着を禁止にすべきと私は感じます。
なお、ナンバープレートを水平に近く装着したり(中には角度可変機構を持ったものもあり)、折り曲げたりして視認性を悪くさせているもの(二輪車に多い)や、貨物車でバンパー類の奥に装着されて視認性を悪くしているものも、当然規制されてしかるべきものと感じます。