私の思いと技術的覚え書き

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警戒すべきビックテックOSを載せるとは!

2021-02-07 | コラム
 今次の米国の様々な騒乱の中で、非常に明白になったこtがある。それは、従前から様々な陰謀論としてささやかれていたDS(ディープステート)という影の存在が明白にあると実証されたこと。また、このDSに加担する大手ジャーナリズムとインターネットの普及により急成長したビックテック(グーグル、アマゾン、フェースブック、・・・・など)の存在は、極めて検閲的で自由民主を阻害するものであることだろう。

 全体主義を廃し自由民主を維持するためには、これら邪悪な集団を如何に社会から撲滅できるかに掛かっていると云って良いだろう。特に、日本のNHK問題と同じで、種々の問題を抱える大手ジャーナリズムはインターネットへの情報の移行もあり、衰微淘汰の方向にありさほど問題はないと思えるが、ビックテックを放置しておくと、全体主義に流れてしまう懸念は確かだろう。

 ここで、先ほど見た、下記の米フォードがグーグルOSを車載OSとして採用すると決めたという記事だ。今や凋落の一途を辿る米フォードにとっては、今後の自動運転だとか、様々な関連機器やクラウド対応に、自社のリソースを割ける余裕もなく、今回の結論を決めたことは容易に想定できる。しかし、これは危険なことであり、今後どうやってビックテックの力を削ぐかという問題と相反する問題だろう。
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フォード、グーグルと提携 2023年以降の新型車にアンドロイドOS搭載
2/4(木) 7:16配信 日刊自動車新聞
 フォード・モーターは、グーグルと提携することで合意したと発表した。フォードはグーグルのクラウドを活用してデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するとともに、2023年以降のフォードとリンカーンブランドの新型車にグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載する。コネクテッドカーなどから収集したデータを活用した新しいビジネスモデル創出などでも協力する。

 フォードとグーグルのパートナーシップ契約の期間は6年間。フォードはグーグルクラウドを優先プロバイダーに選定し、今年後半からグーグルクラウドの人工知能(AI)やデータ分析技術などを活用し、コネクテッドカー向けサービスを含むデジタル戦略を推進する。

 具体的には、グーグルクラウドが提供するさまざまなツールを活用して、ユーザー向けにコネクテッド技術を使った新しいサービスの提供や、製品開発、製造、サプライチェーン管理を高度化していく。

 23年以降のフォードとリンカーンの新型車にアンドロイドを搭載する。車内で音楽配信、渋滞情報を考慮した目的地までのルート検索、音声操作など、グーグルのアプリやサービスを使用できるようにする。フォードは現在、インフォテインメントシステムのOSに「ブラックベリーQNX」を採用している。

 また、両社はイノベーションを推進するための組織として「チーム・アップシフト」を立ち上げる。両社の人材や資源を融合して、新しい新車販売手法や、データを活用したビジネスモデルの構築などを検討していく。

 フォードのジム・ファーリー社長は「グーグルとフォードが協力することによって顧客に対して優れた体験を提供し、ビジネスを近代化できる」とコメントしている。

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