goo blog サービス終了のお知らせ 

 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

河津と天城をちょっと散策

2020-02-03 | 沼津そして伊豆周辺
 先月末のこと、河津桜の様子を見に、約50km走って河津町を訪れた。同地では河津桜祭りというのが毎年開催されているのだが、2月20日から開催と云うことで、河津川沿いの並木は、0.1部咲きという感じでほとんど咲いていない。しかし、同じ河津桜でも亜種はそれぞれある様で、川沿いは咲いていないが、満開の如く咲いている木もあるのだ。そんな様子を目にしながら河津の海辺に出てみた。ここは何時見ても思うが、沼津辺りの駿河湾奥と異なり、伊豆半島でも相模湾のかなり先端に近い場所だから、指して大きな波で無い様でいて、消波ブロックにぶつかり波しぶきを上げる様は凄いものがある。東北震災で、大規模に津波で堤防などが壊れた部位も多い訳だが、水の衝突エネルギーも大したものだと改めて思う。

 その帰り道、道の駅・天城越えに立ち寄り、昭和の森会館というところを探訪してみた。ここは、天城に生息する各種の木を展示したり、天城ゆかりの文豪達を紹介しているという内容だ。

 日頃、木に対する関心が特に強いとは意識しないが、この天城も分け入ると、大変木が美しい森が多い。近代に植林した杉林もあるが、天然のままの雑木林として、各種の木がある様だ。拙人には、クルマの鑑識眼はある程度あると自負しているが、こと木の種別となると皆目湧かない。ただ、自然に自生している単木や群生している木など、種別は判らなくてもハッとする美しさを感じる時がある。そんな木の種別を知る上でも、この会館は興味深く眺めたのだ。

 ここで今更知るのだが「神代檜」(ひのき)とか「神代杉」という神代木があることだった。この神代・・・とは、立木が火山灰などに埋め込まれて、数千年を経て、腐りもせず、色合いや風合いも見事に出土する銘木のことだそうだ。この会館にも、神代檜と神代杉のかなり太い木を2つ割りしたものが展示されていたが、その希少性から手に入れ様とすれば相当な額になるのだろう。

 それと、伊豆という地が如何に多くの文豪達の作品に影響を与えてきたかと云うことを改めて知る。有名どころでは川端康成氏の「伊豆の踊子」何でしょう。展示パネルに映画「伊豆の踊子」があったが現在までに6作品が作られていることを知る。拙人が僅かに知るのは、踊り子役が吉永小百合嬢と山口百恵嬢の2作品を僅かに見た覚えがあるだけだ。その他記憶に残るのは松本清張の「天城越え」か・・・。












最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。