国家とか地方自治体その他管理組織の賠償責任
この報道は、県警(つまり都道府県)が管理する自動速度取り締まり機であるオービスに付着していた氷雪が落下し、走行中の車両に損害が生じたことをもって、県は賠償を認めたというものだ。
ことほどさように道路および近隣の付帯設備について、その管理責任を追求した場合、その内容によって、賠償責任が認められる場合があると云うことは知っておくべきだろう。
ただし、数年前地元の沼津市の市議会で会計報告を聞く機会があったのだが、道路の穴やその周辺の倒木などで損害賠償を認めて支払ったという会計報告を聞く訳だが、それぞれ事案の諸事情の詳細までは不明ながら、管理責任は認めざるを得ないものの、運転者の不注意との競合している場合も往々にしてあると思える案件を感じたものだ。つまり、事案毎に担当者は、ただ管理責任を認めるのは結構だが、一方的な過失による場合の他、管理責任と運転者過失の競合、つまり過失割合に応じた負担を行い、市民対して公平で妥当な賠償に努めなければならないだろう。
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北陸自動車道のオービスから氷雪が落下、走行車に傷…県が修理費用53万円支払いへ
読売新聞オンライン 5/11(木) 10:30配信
北陸自動車道の速度違反自動取締装置(オービス)から落下した氷雪が走行車に当たり、車体を傷つける事故があり、福井県は10日、車の所有者に修理費用53万2826円を支払うことで和解したと明らかにした。
県によると、1月27日午前10時30分頃、越前市中新庄町の北陸道上り線で、オービスの門形の柱から氷雪が落下。走行していた大阪市内の法人の社有車に衝突し、車体の一部がへこむなどした。運転手にけがはなかったという。
オービスは県警が管理するため、県は法人に修理費用を弁償して和解することを4月13日に専決処分。5月10日の臨時県議会に報告し、承認された。
県警は「一般道の信号でも同様の事故は起こりうる。パトロールで積雪状況を把握し、落下する恐れがあれば速やかに除雪して再発防止に取り組みたい」としている。
この報道は、県警(つまり都道府県)が管理する自動速度取り締まり機であるオービスに付着していた氷雪が落下し、走行中の車両に損害が生じたことをもって、県は賠償を認めたというものだ。
ことほどさように道路および近隣の付帯設備について、その管理責任を追求した場合、その内容によって、賠償責任が認められる場合があると云うことは知っておくべきだろう。
ただし、数年前地元の沼津市の市議会で会計報告を聞く機会があったのだが、道路の穴やその周辺の倒木などで損害賠償を認めて支払ったという会計報告を聞く訳だが、それぞれ事案の諸事情の詳細までは不明ながら、管理責任は認めざるを得ないものの、運転者の不注意との競合している場合も往々にしてあると思える案件を感じたものだ。つまり、事案毎に担当者は、ただ管理責任を認めるのは結構だが、一方的な過失による場合の他、管理責任と運転者過失の競合、つまり過失割合に応じた負担を行い、市民対して公平で妥当な賠償に努めなければならないだろう。
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北陸自動車道のオービスから氷雪が落下、走行車に傷…県が修理費用53万円支払いへ
読売新聞オンライン 5/11(木) 10:30配信
北陸自動車道の速度違反自動取締装置(オービス)から落下した氷雪が走行車に当たり、車体を傷つける事故があり、福井県は10日、車の所有者に修理費用53万2826円を支払うことで和解したと明らかにした。
県によると、1月27日午前10時30分頃、越前市中新庄町の北陸道上り線で、オービスの門形の柱から氷雪が落下。走行していた大阪市内の法人の社有車に衝突し、車体の一部がへこむなどした。運転手にけがはなかったという。
オービスは県警が管理するため、県は法人に修理費用を弁償して和解することを4月13日に専決処分。5月10日の臨時県議会に報告し、承認された。
県警は「一般道の信号でも同様の事故は起こりうる。パトロールで積雪状況を把握し、落下する恐れがあれば速やかに除雪して再発防止に取り組みたい」としている。