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熱海土石流被害者が熱海市長を告訴

2022-08-17 | 沼津そして伊豆周辺
熱海土石流被害者が熱海市長を告訴
 1年前に生じた熱海伊豆山地区の土石流災害(人災)だが、何れはこういう事態になるだろろうと予想していたが、やはり市長の告訴・告発という事態になったという感を持つ。

 ただし、この告訴・告発を受理したとしたとして,検察が提訴するかという問題と、こういう御製訴訟は、そもそも裁判所が及び腰になるし、他の地域でも諸問題もあり、裁判官は法的には独立した個人の良心に従い判決を出せるのだが、最高裁の人事権とか個人の人権より国家体制の維持を優先するという所詮は官僚に過ぎないので、なかなか難しい問題を内在しているのだろう。

 この伊豆山土石流については、ほとんどのメディアで伝えられていないが、旧土地所有者兼産業廃棄物業社は、神奈川県同和会を名乗る「エセ同和」団体だったというところが核心たるところだ。その中で、熱海市のなし崩し認可対応とか,その後の違法盛り土の撤去命令などが、極めて及び腰になったということが伺えるところだ。

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今後熱海市長への非難は高まるだろう 2021-07-18
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土石流、熱海市長を告訴・告発 遺族「盛り土危険除去せず」
共同通信 8/16(火) 14:14配信
ソースURL:https://news.yahoo.co.jp/articles/6102d6b0f83a67907d43a6ee3947eabd3e41dbf3
 昨年7月の静岡県熱海市での大規模土石流を巡り、犠牲者遺族ら4人は16日、同市の斉藤栄市長(59)への業務上過失致死容疑での告訴・告発状を熱海署に提出した。崩落の起点となった土地で違法な盛り土造成が続いていると認識していたのに危険を除去しなかった上、被災当日も下流の住民を避難させる業務上の注意義務を怠り、27人を死亡させたとしている。

 兄(71)を亡くした小川泉さん(68)は記者会見し「責任の所在を明らかにすることが(被災した)伊豆山地区のためになる」と訴えた。

 前代未聞の「人災」は、造成を認めた行政のトップが住民から告訴・告発される異例の事態に発展した。


#土石流被害者が熱海市長を告訴・告発


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