本日朝、県道11号熱海函南線(通称:熱函道路)の下りでLPGガスタンク車(単車)が横転する事故があった様だ。Netから写真を拝借して見ると、大型単車タイプのタンク車でトレーラータイプより小さいとはいえ10kL程度の容量を持つものだろう。幸いガス漏れはなく、関連被害なく済んだ様だが、復旧には12時間近くを要した様だ。
なお、写真を眺めると、キャブのルーフ部が無くなっているが、重傷だという運転者を救出するためにレスキュー隊が切り取ったのであろう。それと、横転場所手前のガードパイプが大きく曲損しているが、最終的にここに乗り上げ横転するに至ったのだろうと伺える。
さて、この熱函道路の熱海市街へ下る道だが、峠から熱海の街に入るまで4~5kmとそれ程距離も長くないのだが、下り勾配が非常にきつく、特に大型車の事故が知るだけでも何度も起きている。つまり、乗用車ではまず生じ難いのだが、中大型車のフェードによる制動能力低下による事故が絶えないのだ。坂道の途中には、「緊急退避所」が確か4ヶ所設置されていたと記憶する。
なお、事故が起きるのは坂を下りて来て、左右に人家や建物が存在しだす坂の後半なのだ。つまり、繰り返しの連続制動の結果、ブレーキドラムは熱容量一杯で赤熱状態に至り、「ブレーキが効かない、カーブを曲がりきれない!」となるのだろう。適切なシフトダウンと排気ブレーキを使い、必要以上にペース(車速)を上げないで下ってくればということなのだろうが・・・。昨今は、AT車で乗用車なんか特に多いのだが、一切シフトダウンしないドライバーがいるが、プロドライバーといえども乗用車感覚の自称プロもいるのかもしれぬ。それと、現代トラックは、ほぼ100%に近くターボ付きだが、これは排気ブレーキが効き難い。だから、昨今はリターダーだとか、総輪ディスクも増えつつあるのだろうが、幾ら総輪ディスクでもGVWの大きい大型では、フェード限界が生じ易いのだろうと感じる。
今回、ガス漏れが生じないで済んだのは、ほんとうに幸いであったと思う。この大容量タンクからLPGガスが漏れ、付近に一体に充満し着火したとしたら、とんでもない大災害となったことだろう。
何故ガスボンベは爆発したのか、運転手は何故焼死(?)したのか? 2015-06-26
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/0ff99cc2f242fd1e369e20101705eb68
なお、写真を眺めると、キャブのルーフ部が無くなっているが、重傷だという運転者を救出するためにレスキュー隊が切り取ったのであろう。それと、横転場所手前のガードパイプが大きく曲損しているが、最終的にここに乗り上げ横転するに至ったのだろうと伺える。
さて、この熱函道路の熱海市街へ下る道だが、峠から熱海の街に入るまで4~5kmとそれ程距離も長くないのだが、下り勾配が非常にきつく、特に大型車の事故が知るだけでも何度も起きている。つまり、乗用車ではまず生じ難いのだが、中大型車のフェードによる制動能力低下による事故が絶えないのだ。坂道の途中には、「緊急退避所」が確か4ヶ所設置されていたと記憶する。
なお、事故が起きるのは坂を下りて来て、左右に人家や建物が存在しだす坂の後半なのだ。つまり、繰り返しの連続制動の結果、ブレーキドラムは熱容量一杯で赤熱状態に至り、「ブレーキが効かない、カーブを曲がりきれない!」となるのだろう。適切なシフトダウンと排気ブレーキを使い、必要以上にペース(車速)を上げないで下ってくればということなのだろうが・・・。昨今は、AT車で乗用車なんか特に多いのだが、一切シフトダウンしないドライバーがいるが、プロドライバーといえども乗用車感覚の自称プロもいるのかもしれぬ。それと、現代トラックは、ほぼ100%に近くターボ付きだが、これは排気ブレーキが効き難い。だから、昨今はリターダーだとか、総輪ディスクも増えつつあるのだろうが、幾ら総輪ディスクでもGVWの大きい大型では、フェード限界が生じ易いのだろうと感じる。
今回、ガス漏れが生じないで済んだのは、ほんとうに幸いであったと思う。この大容量タンクからLPGガスが漏れ、付近に一体に充満し着火したとしたら、とんでもない大災害となったことだろう。
何故ガスボンベは爆発したのか、運転手は何故焼死(?)したのか? 2015-06-26
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/0ff99cc2f242fd1e369e20101705eb68