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世界が日本車への興味を失いつつある・記事に思う

2023-01-23 | コラム
世界が日本車への興味を失いつつある・記事に思う
 例によってクルマ関係の下らない記事が多いのだが、下記記事の主題は、主にトヨタなど日本車がEVで出遅れ感があるのを云いたいのだろう。しかし、EV問題は別として、筆者の現在の日本車におけるテーマ性というべきか、車両製造のリィーディングメーカーとしての、もっと世界の新たな潮流を生み出すべきアピールがあるべきだと感じつつある。そんな思いを込めて、以下のコメントを記した。

 トヨタを見ていると思うのだが、車両の企画担当(主に外装意匠デザイン)の坊ちゃん達は正にグループシンク(集団痴呆)に陥っていると思える。世界的に4ドアセダンも含め、クーペデザインと急傾斜フロントガラスが流行だ。しかし、トヨタ程度のマスがあれば新しいデザインを訴求することもできるのだが、一切そういう思考がなく、クラウンまでクーペにしてしまった。アホだ。こんな乗り難いクルマは何れ廃れ、元のセダンに何れ回帰するのだが、そういう提案がまるでない。EVはともかく、そういう基本的なところで、世界のデザイン潮流を生み出せなれば終わりだ。似たクルマは、中国で安く作れる時代だ。

 新型クラウンを見て愕然とせざるを得ない。FRベースを捨て去りFFベースの横置き4気筒エンジン(ジアコーサドライブ)になった。他車種とプラットフォームや互換部品を増やし、原価低減に励むという思考も判るが、幾らバランスシャフトで制震しようが、4気筒と直6では、その振動計での数値は変わらなくても、シャーンと廻る音感は到底直6の良さは出し様がない。おまけにフォーマルセダンに、完全なクーペスタイルを入れちゃうとか、前後のアクあるゴチャついたデザインといい、長年見つめてきたクラウンとは到底認められないデザインだ。

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世界が日本車への興味を失いつつある 日本は「EV競争」に負けてしまうのか?
クーリエ・ジャポン 1/22(日) 16:00配信
 世界各地で電気自動車(EV)の新車販売が急速に増えている。その一方で、日本のメーカーはEVの開発・販売に遅れを取り、そのシェアを失いつつあると米誌「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」が報じている。
急速に地位を失うトヨタ
 2022年11月の米ナスカーカップのカーレースの会場では、米環境団体パブリック・シチズンが横断幕を掲げた飛行機を飛ばした。そこには次のように書かれていた。「エキサイティングなのがお好き? ならばEVに乗ろう。つまらないのがいい? ならばトヨタに乗ろう」・・以下省略


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