知床観光船事故で海保増強への記事に思う
下記の報で、知床観光船事故で、海保のヘリ増強を云うのだが、拙人としては以下の様に思考するのだが・・・。
法的なことと、今次の場所(対ロシア国境に隣接する)など他国に近い場合は、その連絡体制(相手国への自衛隊の救援活動を軍事活動と誤解されないため)もあるのだろうが、すべてを縦割りの海保という行政で行う必用ない様におもえる。ヘリや場合によって航空機など、陸海空自衛隊の装備を国有資産として利用して当然ではないだろうか。何でも縦割りで思考するという行政の思想でなく、国家として考えるべきではないのか?
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海保ヘリ、10基地で不十分 即時出動困難の可能性 観光船事故受け配備増強へ
時事通信 5/17(火) 7:09配信
観光船「KAZU I(カズワン)」の沈没事故での救助要請から海上保安庁のヘリコプターの現場到着まで時間がかかった問題で、現在のヘリコプター配備数では迅速な出動が難しい基地が全国に10カ所あることが16日、海保関係者への取材で分かった。
事故では、通報を受けて一番早く北海道・知床半島沖の現場海域に到着したのは釧路航空基地(釧路市)に配備されたヘリ「しまふくろう2号」。ただ、パトロール中だったため基地に戻り燃料補給し、潜水士を乗せて現場に向かった。到着したのは通報から約3時間後だった。
釧路基地には同機を含むヘリ2機が配備され、1機は整備中だった。海保関係者によると、他の基地でも2機しか配備されていないケースでは、1機は任務中、1機は整備中のことが多く、今回のような緊急事態に迅速に対応できない可能性が高い。
ヘリが配備された海保の基地は全国に13カ所あるが、釧路を含む10カ所(釧路、函館、羽田、中部空港、関西空港、美保、北九州、鹿児島、那覇、石垣)は2機のみ。追加配備が決まっているのは2航空基地にとどまるという。
海保関係者は「1機は整備、1機はパトロール、1機が緊急時用という3機態勢が理想的だが、予算的には限界がある」と明かす。
事故を受け、斉藤鉄夫国土交通相は、ヘリ配備を増強する方針を表明。ただ、関係者によると、具体的にどの基地から増強するかなどは決まっていない。
#自衛隊をもっと災害救助活動に投入すべき
下記の報で、知床観光船事故で、海保のヘリ増強を云うのだが、拙人としては以下の様に思考するのだが・・・。
法的なことと、今次の場所(対ロシア国境に隣接する)など他国に近い場合は、その連絡体制(相手国への自衛隊の救援活動を軍事活動と誤解されないため)もあるのだろうが、すべてを縦割りの海保という行政で行う必用ない様におもえる。ヘリや場合によって航空機など、陸海空自衛隊の装備を国有資産として利用して当然ではないだろうか。何でも縦割りで思考するという行政の思想でなく、国家として考えるべきではないのか?
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海保ヘリ、10基地で不十分 即時出動困難の可能性 観光船事故受け配備増強へ
時事通信 5/17(火) 7:09配信
観光船「KAZU I(カズワン)」の沈没事故での救助要請から海上保安庁のヘリコプターの現場到着まで時間がかかった問題で、現在のヘリコプター配備数では迅速な出動が難しい基地が全国に10カ所あることが16日、海保関係者への取材で分かった。
事故では、通報を受けて一番早く北海道・知床半島沖の現場海域に到着したのは釧路航空基地(釧路市)に配備されたヘリ「しまふくろう2号」。ただ、パトロール中だったため基地に戻り燃料補給し、潜水士を乗せて現場に向かった。到着したのは通報から約3時間後だった。
釧路基地には同機を含むヘリ2機が配備され、1機は整備中だった。海保関係者によると、他の基地でも2機しか配備されていないケースでは、1機は任務中、1機は整備中のことが多く、今回のような緊急事態に迅速に対応できない可能性が高い。
ヘリが配備された海保の基地は全国に13カ所あるが、釧路を含む10カ所(釧路、函館、羽田、中部空港、関西空港、美保、北九州、鹿児島、那覇、石垣)は2機のみ。追加配備が決まっているのは2航空基地にとどまるという。
海保関係者は「1機は整備、1機はパトロール、1機が緊急時用という3機態勢が理想的だが、予算的には限界がある」と明かす。
事故を受け、斉藤鉄夫国土交通相は、ヘリ配備を増強する方針を表明。ただ、関係者によると、具体的にどの基地から増強するかなどは決まっていない。
#自衛隊をもっと災害救助活動に投入すべき