レバーレート(もしくはレイバーレート:labor rate)とは、工賃単価のことを指す。大工や土木屋さんなどは、人工という1日単位(もしくは半人工:半日仕事もあり)というくくりが多いが、自動車整備や板金業だと1時間当たりの単価を基準とすることが多い。そこで、見積書なり売上請求書の金額としては、それぞれ重複しない作業項目において、以下の算式で修理費を算出し計上することになる。
工賃=工数×レバーレート
この算式から、あなた個人の今日のレバーレートは、幾らでやったことになるのか考えてみよう。もし、今日は車検整備2台をこなし、その工賃売上合計が6万円であったと仮定したら、6万÷今日の勤務時間(拘束時間)の中の直接作業時間は仮に7hだとすると、レバーレートは≒\8,500程だったことが判る。こうして、月間、年間の工場総員の積算値を計算してみれば、工場全体としてのレバーレートが求められることになる。ただし、これは現状のレバーレートの実態を算出している訳だから、原価と比較して利益が出ているのかどうかを検討する必要がある。すなわち、以下の項目が原価要因となろう。
工賃総原価=総員人件費(フロントなど間接要員含む)+工場費(土地建屋の借地借家費や各種設備の減価償却費、リース費その他+光熱費+その他業務遂行に付随する経費 ※以上すべて年間累計値
ところで、この国では、サービス受付だとかユーザーが見える部位に、車検整備代等は掲示している場合は見るが、レバーレートを掲示しているのを見たことはない。だいぶ昔の話だが、米国ではレバーレートが掲示して示されてることが多いと聞く。しかも、そのレート、メカニカル(整備)だとかボデーリペア(板金)、ペイント(塗装)などで区分している場合も多いという。その理由は想像であるが、担当職能により給与が異なるとか、フレーム修正機コストや塗料代を含んでいる等があるのかもしれない。現在、光学式の4輪アライメントテスターを入れたいと考えている方もいるかもしれない。こういう場合は、アライメントレートを設定するのは自由だ。但し、売れるかどうかは保証の限りでない。
工賃=工数×レバーレート
この算式から、あなた個人の今日のレバーレートは、幾らでやったことになるのか考えてみよう。もし、今日は車検整備2台をこなし、その工賃売上合計が6万円であったと仮定したら、6万÷今日の勤務時間(拘束時間)の中の直接作業時間は仮に7hだとすると、レバーレートは≒\8,500程だったことが判る。こうして、月間、年間の工場総員の積算値を計算してみれば、工場全体としてのレバーレートが求められることになる。ただし、これは現状のレバーレートの実態を算出している訳だから、原価と比較して利益が出ているのかどうかを検討する必要がある。すなわち、以下の項目が原価要因となろう。
工賃総原価=総員人件費(フロントなど間接要員含む)+工場費(土地建屋の借地借家費や各種設備の減価償却費、リース費その他+光熱費+その他業務遂行に付随する経費 ※以上すべて年間累計値
ところで、この国では、サービス受付だとかユーザーが見える部位に、車検整備代等は掲示している場合は見るが、レバーレートを掲示しているのを見たことはない。だいぶ昔の話だが、米国ではレバーレートが掲示して示されてることが多いと聞く。しかも、そのレート、メカニカル(整備)だとかボデーリペア(板金)、ペイント(塗装)などで区分している場合も多いという。その理由は想像であるが、担当職能により給与が異なるとか、フレーム修正機コストや塗料代を含んでいる等があるのかもしれない。現在、光学式の4輪アライメントテスターを入れたいと考えている方もいるかもしれない。こういう場合は、アライメントレートを設定するのは自由だ。但し、売れるかどうかは保証の限りでない。