右写真は5年程前にある運送会社へ賠償打合せのために訪問し、トイレをお借りした際に前面壁に掲載されていた同社社長さんのお言葉です。この内容は同社運転手さんに向けたなかなか厳しいお言葉ですが、社長さんの苦悩が伝わってくるものとも感じます。同社社長さんには、私もずいぶん厳しい話しを受けましたが、この掲示板の内容からは、なかなか経営者の大変さが伝わるものと思います。この様に、トイレ内に経営者の言葉が掲示してあることは結構にありますが、経営者の思いが判り興味を引くことです。
ところで、近年の旅客・貨物運輸業は、重大事故の多発を受け、厳しい社会的要求を受けております。最高速度も80キロの速度リミッターの装着が義務付けられましたし、運行管理面での指導・監督も厳しさを増しております。そして、処分を受ければ、国交省のHP内にあるネガティブ情報サイトで、一定期間表示されるということまでなされています。
また、昨今の燃料費の高騰は、さらに経営環境を悪化させていることと想像されます。今やどの業種でも大変ですが、物流業も大変さをますます高めているものと思うのです。