振り込め詐欺の多発だとか、ネズミ構で騙されたとか、変な新興宗教に騙されたという記事を見る都度、人間とは騙され易いものだと改めて思います。
一方、対人折衝等で触れ合う方の中には、猜疑心の塊という様な方も居て、幾ら一生懸命に、その方のためを思い説明しても、あえてそれが受け入れられず、残念な思いをする場合があります。
以上のことから、何が云いたいのかと云うことですが、人を信じることは大切なことであるのですが、その信じるに足る言葉と行動が伴って居るのかを確認することが極めて大切なことだと思っています。
私は、あえて記しますが、今の法律が総て正しいとは思いませんし、ましては企業の決めた規則の中には法律に反する内容だって沢山あるのだと思っています。
ちょっと前に記したサラリーマンの黒ずくめのカラスルックを含め、今正にサラリーマンが社畜化しつつあります。この世界的な景気悪化は、ますます企業権力者を強め、ものを考え疑うことをしない社畜化を推し進めて行くだろうと想像しています。そして、そんな社会におけるしわ寄せは、社会的な弱者に向けられていくのだろうと思います。
そんな非人間的な社会が幸福な世界だとは、到底思えません。企業権力者が求めることが、本当に社会正義として理に適ったものであるのか、そして行動が伴って居るのかを見極め、個々人が判断して行く必要があるのだろうと思います。そして、下らない正義を振りかざす者やことには、痛烈な皮肉をぶつけてやろうではありませんか。そうしないと、奴隷と変わりはしない、人ではなくなってしまうのではないでしょうか。