再生可能エネルギーって何？

　脱原発の方向へ向かわざるを得ないのは当然のことでしょう、個人的な思いを記せば、あれほどの危険な毒を内在した巨大リスクの施設は、電気が足りなかろうが、直ちに停止し廃炉を進めなければならぬと感じています。

　ところで、ポスト原発エネルギーとして再生可能エネルギーなる言葉を聞きますが、訳の判らん偽りの名称だと感じています。このことは、武田邦彦氏ＨＰでも記されています。

　一応、再生可能エネルギーとは、太陽光だとか風力、地熱などの自然エネルギーを使用するものを指して呼んで居る様ですが、電気を作るのに再生可能も不可能もありません。電気を作るためには、そのための設備＋燃料のエネルギーとなります、武田邦彦氏のＨＰより主要電力発電の場合を抜粋し、以下に記してみます。

・石油火力発電　設備２＋燃料８＝１０
・原子力発電　　設備８＋燃料２＝１０（実際には廃炉に＋８以上）
・太陽電離　　　設備３０＋燃料０＝３０

　このことを知ると、原子力はリスクが大きすぎて、今後のエネルギーとしては対象になりませんが、脚光を浴びている太陽光が、この狭い国土の我が国で、何処まで実用性を持って使用できるのかと安閑としてしまいます。現状でも我が国の電力料金はアメリカの３倍高額だそうですが、これがさらに、現在の２倍にまでなったとしたら、どうなるのでしょうか。

　それと、テレビで天気予報の様に放送される電力使用の予報ですが、電気を使うなという体の良い「恫喝」みたいなものと感じます。云われなくても、電力会社に払う電気料がもったいないから、不要電気は使っていません。しかし、こんな放送を見て、マジメな方が、酷暑室内でクーラーがあるにも関わらず使用しないで、熱中症で死亡する方が出ることに怒りを感じます。

　もう一つ、相変わらず夜まで含んだ節電をやっている風景がありますが、まったく意味がない行為であり、即刻止めて欲しいものだと思うのです。

・武田邦彦ＨＰ　日本のために理解しよう（１）・・・太陽電池で税金をガッポリ
http://takedanet.com/2011/08/post_7e9f.html