昨今、電動アシスト自転車の販売が好調のようです。一方、中国製?らしいフル電動自転車が問題視され、関西地区で検挙者が出ているそうです。
現行の規定では、何らかの動力を持っている二輪車は、原動機付き自転車の扱いとなるそうで、その規定があるのも判からない訳ではありません。しかし、高齢化社会が進みつつあり、電動セニアカーなるものは、道路走行を許されている現状を鑑みると、フル電動自転車であっても最高速度を25キロ以下に制限するなどの要件を満たせば法改正して許可したら良い様に思うのです。それにより、高齢者の生き甲斐を増進し、CO2の削減にも寄与できると思うからです。
現在バッテリー技術では世界の先頭を走っていると云われる日本ですが、その様な電池メーカーが乗り出すことにより、ますます電池の技術革新を促し、減速時のエネルギー回生技術など、日本の競争力を増すことになると思うからなのです。
このような場所を身体機能が落ちているお年寄りが25キロものスピードで走れるとしたら、本人の怪我はもちろん歩道を歩く人たちの安全は守れるのかはなはだ疑問です。
怪我や死亡事故に至ったときどの様に賠償するのでしょうか?
フル電動は危険が多いのではないのでしょうか?
だからといって、年寄りに家に籠もってろと云う権利はありません。身体能力が劣った者にこそ、肉体の倍力装置としての、気軽な乗り物が必用なのです。でなければ、バスや路面電車等の相当なインフラを整備して行くかでしょう。
事故の問題は当然起こるでしょう。原付同様の自賠責保険を義務付けることも一考が必用でしょう。
私は
フル電動自転車には賛成しかねます。