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赤信号進入の緊急自動車と青信号の進入車の事故・どちらが悪いか?

2020-11-03 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 記事の内容から読み取ると、信号ありの交差路で、記していないが赤信号で緊急自動車(パトカー)が交差点に進入したところ、緊急自動車左手から進行してきた大型トラックと衝突したと読み取れる。

 緊急自動車は赤信号の交差点を進行できるが、あくまで徐行義務と安全運転義務(事故を起こしてはならない)は免れない。

 一方、大型トラック側としては、交差点もしくは付近においては、交差点進入を避け、かつ、道路の左側(一方通行となつている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合にあつては、道路の右側。次項において同じ。)に寄つて一時停止しなければならない。

 事故の明細はそれぞれの主張もあることだと思うが、トラック側としてパトカー進入の認識を持ては、幾ら青信号でも進行する運転手は少ないだろうし、もしいたら前方不注意だとか、スマホのながら運転だろう。しかし、証拠はないし、自ら不利になる証言はしないだろう。警察および検察は、トラックの注意不足を主張するだろうが・・・。

 となると、パトカーが朝信号進入したのは違反ではないが、徐行の不足で大型トラックが止まる気配を確認せずに進行した、つまり安全運転義務違反と判断せざるを得なくなるだろう。

 結論としては、パトカー側から見て、善くて50:50、悪いと70:30程度までパトカーが悪いという結論じゃないだろうか。あくまで私見だが、パトカー、救急車との緊急自動車との事故は、結構関わったたし、それだけ事案があるということだ。
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パトカーとトラック衝突 交差点で緊急走行中 いなべ署員と男性軽傷 三重
10/29(木) 11:00配信 伊勢新聞
 【いなべ】28日午前9時20分ごろ、三重県いなべ市大安町高柳、国道365号の信号交差点で、緊急走行中のいなべ署のパトカーが愛知県蟹江町、男性会社員(49)の中型トラックと出合い頭に衝突し、男性と、パトカーの助手席にいた同署地域課の男性署員(35)が軽傷を負った。

 同署によると、パトカーは赤色灯をつけてサイレンを鳴らし、徐行運転で交差点に進入。交差点の手前は片側一車線の直線で、パトカーは右折車線から通行車線にいる車を追い越し、交差点に入ったという。その際、パトカーの左側から交差点を直進してきた中型トラックと衝突した。パトカーを運転していた同署地域課の男性署員(50)にけがはなかった。事故原因は調査中。伊勢新聞


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