私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

口野の切り通し探索

2018-07-27 | 沼津そして伊豆周辺
 GoogleMAPで口野付近を見ると、”口野の切り通し”なる名称が目に付いていたので、本日朝方に探索を行った。

 切り通しなる入口には通行止めのバリケードが・・・。でも、歩行者は十分通れるスペースが脇にあり失礼して侵入すると、十数メートルも入らないで前方に数百キロはありそうな四角い落石が鎮座している。しかし、左右に特有の横縞模様の石の壁が高さ10メートルを超す壁となった奇景の道路だ。しかし、カーブミラーがあったりと、さほど古くから通行止めとなったのではないことが判る。この道は、どんどん進むと、狩野川放水路脇の道路の角にラブホ555がある辻にぶつかる様だ。今回は切り通しが終わったところでUターンして、再度逆方向から眺めながら進む。

 帰り道で、向かい側から私より余程老齢のたぶん近所の方だろう散歩がてら風に歩いて来た方に巡り会った。挨拶もそこそこ、しばしこの道の昔話を聞いたのだった。老翁曰わく、あの落石があるまでは通れたんだとのこと。また、昔はここを西浦芳名に行くバスが通っていたんだなどとの話しを聞いた。

 これは想像だが、この切り通しは自然のものではなく、何時の頃かは不明ながら昔の人がほぼ人力で掘り込んで作ったものだろうと思える。なお、落石の西方向の石壁の上方を見上げると、落石と四角とほぼ一致しそうな凹部がある。時の経る中、亀裂に水でも染みこんで剥離して落下したのだろう。








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