私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

漁り火に思う

2020-03-15 | 沼津そして伊豆周辺
 写真1は昨晩(3/14)に投宿した淡島ホテルの窓から江浦湾(北方)を眺めたものだ。漁り火という昔言葉があるが、夜に魚を集めるためにチロチロと火をたいていて、それが遠くらから波間に転々と見る姿を表現したものだ。今回の遠方1km程の距離に見える高原は、チロチロなんてもでなく、強力な色温度の高い白色光源だ。おそらく、メタルハライドランプとか云うもので、電球中に水銀などのメタルハライドを封入した中でアーク放電で発光させる高輝度大容量の光源なんだろう。

 先のランプに照らされた海面が遠方から見下ろす中で、海面上の反射光が緑っぽく見え、ちょっと幻想的にも見える。

 拙人は釣りに疎いが、詳しい友人は云う。「あれは太刀魚を狙っているんだろう。何時間も同じ場所で動かないから、それなりに釣れているんだろうね。」と云う。

 ちなみに、翌日の快晴となった朝の近似画角を写真2として併設しておきたい。

 この時期の淡島ホテルはオフシーズインのこともあり、しかもコロナパニックで到底大込みと云うこともない。しかし、リーズナブルな料金で、料理と酒を楽しんだり、海が手で触れるほどに海際に設けられた露天風呂で空を飛ぶ、トンビやウミネコ、中にはヒヨドリなどを見たり声を聞いたりゆっくりできることは心安まる。とても現在起きており、これから起きてくるであろう経済的問題のことも、一時忘れて楽しむことができた。

 朝食後、チェックアウトしつつ、予てこの島の自然や施設のことを知る拙人が誘い、友人を淡島の山中と、マリンパーク付近の海辺の施設を案内した。この小さな島の自然は、ほとんど人間が加工したものでなく、自然のままの雑木林で、普段見ることのない種の木や、複数種以上の竹類の姿に、友人も感心して眺めていた。マリンパーク付近の遊歩道を歩き、ペンギンハウスで立ち並ぶペンギン君を写真3に記録した。




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