大型ダンプ不正車検(民間車検)で認証取り消し
以下の記事で知るが、違法な改造ダンプ(荷台の深底化など)で偽の適合標章を作成し車検を通した、つまり民間車検(指定工場)で、おそらく車両を入庫せず書類だけの作成検査もあったと想像できる様だ。
この場合、行政処分は一般的に、適合標章の発行禁止(有期間)、事業停止(有期間)、検査員の解任命令、指定取り消しというのがだいたいの範囲だ。しかし、今回は認証取消という超重い行政処分だ。
指定工場は認証工場であることを前提のものだから、認証取消となると指定工場も自動的に抹消となる。また、指定取り消し処分の場合は、認証工場が生きていれば、車検も持ち込み検査として事業の継続はできる余地がある。
ところが認証取消となると、およそ合法的な分解整備ができないし、車検に行くとしてもユーザー車検として行くしかなくなり、大型ダンプなどをユーザー車検に繰り返し持って行けば、改めて監査を受け、刑事告訴される可能性があるだろう。
国交省ネガティブサイドの該当工場処分
https://www.mlit.go.jp/nega-inf/cgi-bin/search.cgi?jigyoubunya=jidousyaseibi&EID=search&no=188
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大型ダンプカー3台を不正車検、偽の適合証作成 容疑で元社長の男を追送検
京都新聞 4/14(木) 18:46配信
必要な法定検査をせずに大型ダンプカー3台の車検を通したとして、滋賀県警交通指導課などは14日、公電磁的記録不正作出・同供用や道路運送車両法違反などの疑いで、滋賀県湖南市の自動車整備会社元社長の男(76)=同罪などで起訴=を追送検した。同課は、計5台分の不正車検を裏付けたとしている。
追送検容疑は、昨年2~3月、大型ダンプカー3台の法定検査をせずに虚偽の保安基準適合証を作成して滋賀運輸支局に提出し、車検証の返付を受けた疑い。会社も5台の不正車検の疑いで書類送検され、3月31日、国土交通省近畿運輸局が自動車特定整備事業の認証を取り消した。
#不正車検 #最重処分の認証取消
以下の記事で知るが、違法な改造ダンプ(荷台の深底化など)で偽の適合標章を作成し車検を通した、つまり民間車検(指定工場)で、おそらく車両を入庫せず書類だけの作成検査もあったと想像できる様だ。
この場合、行政処分は一般的に、適合標章の発行禁止(有期間)、事業停止(有期間)、検査員の解任命令、指定取り消しというのがだいたいの範囲だ。しかし、今回は認証取消という超重い行政処分だ。
指定工場は認証工場であることを前提のものだから、認証取消となると指定工場も自動的に抹消となる。また、指定取り消し処分の場合は、認証工場が生きていれば、車検も持ち込み検査として事業の継続はできる余地がある。
ところが認証取消となると、およそ合法的な分解整備ができないし、車検に行くとしてもユーザー車検として行くしかなくなり、大型ダンプなどをユーザー車検に繰り返し持って行けば、改めて監査を受け、刑事告訴される可能性があるだろう。
国交省ネガティブサイドの該当工場処分
https://www.mlit.go.jp/nega-inf/cgi-bin/search.cgi?jigyoubunya=jidousyaseibi&EID=search&no=188
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大型ダンプカー3台を不正車検、偽の適合証作成 容疑で元社長の男を追送検
京都新聞 4/14(木) 18:46配信
必要な法定検査をせずに大型ダンプカー3台の車検を通したとして、滋賀県警交通指導課などは14日、公電磁的記録不正作出・同供用や道路運送車両法違反などの疑いで、滋賀県湖南市の自動車整備会社元社長の男(76)=同罪などで起訴=を追送検した。同課は、計5台分の不正車検を裏付けたとしている。
追送検容疑は、昨年2~3月、大型ダンプカー3台の法定検査をせずに虚偽の保安基準適合証を作成して滋賀運輸支局に提出し、車検証の返付を受けた疑い。会社も5台の不正車検の疑いで書類送検され、3月31日、国土交通省近畿運輸局が自動車特定整備事業の認証を取り消した。
#不正車検 #最重処分の認証取消