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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

千葉八街の飲酒61才運転手が懲役14年確定

2022-04-30 | 事故と事件
千葉八街の飲酒61才運転手が懲役14年確定
 この事件は、過日一審判決が千葉地裁で下されていたが、控訴期限(14日間)を経て、1審判決で確定した。

 しかし、この事故を起こした「南武運送」とは(株)南武の子会社なのだが、運送会社と名乗っておきながら白ナンバー営業を行っていたのだが、解せないところが感じられる。この事故の影響で、今年4月より白ナンバー営業車の出発時点呼とだとか秋口からは飲酒検査が義務付けられるという法令強化が行われることになったのだから、なおさらこの疑問は深まるところだ。

 想像するに、この南武運送が親会社製品と同位置法人であり、自社の製品を輸送する業務であったなら、白ナンバーでかまわないのだが、○○運送と別法人なのだから、通常であれば親会社から運送費を受け取ることで収益を確保しており、こうなると例え一社専門の運送会社でも「特定貨物運送業」としての営業認可(当然緑ナンバー)を受けなければならない法令になっているのだが・・・。なぜか、この面で、千葉県警および千葉地検は追及していないと云うことは、運送を名乗るが、経理帳簿上も親会社から製品そののを仕入れその販売を行っており、特別輸送量は受け取っていなかったということなんであろうと思える。しかし法人名に運送を名乗り、営業を行っているところに極めて不自然さが感じられる。つまり、親会社からの仕入れは、輸送費相当を引いた仕入れであり、実態上輸送費相当を利益としてしていたということが想像できるのだ。

 本来なら、こういう部分を追求し、無関係の白ナンバー営業車すべてを対象に、法令強化を行う必用はないのではないかと思えてしまうところだ。

【事故調供御の記事】
千葉八街・小学生5名殺傷トラック事故
2021-06-30 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/7d70b997c5a562746123330ba8aa8a0b

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千葉・八街の児童5人死傷事故、61歳運転手への懲役14年判決が確定
2022/04/11 18:23
 千葉県 八街やちまた 市で昨年6月、下校中の児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ死傷した事故で、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)に問われた同市、元運転手梅沢 洋ひろし 被告(61)に対し、懲役14年とした千葉地裁判決が確定した。9日付。被告、検察側ともに期限までに控訴しなかった。


#飲酒小学生5名殺傷事故・判決確定


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