既報の事件のことについては、私はとんでもない暴挙として認識し、憤怒・反発しているところです。しかし、事件勃発から日を経るに従い、心は揺れ動き、嘆き、冷めという、ある意味受容することも是かという様な気持が、一部に生じて来ているのも正直なところです。
これは、愛する者に絶縁を宣告され、それに恋々するのが今の自分の姿ではないのか等と、自問し始めた自我でもあります。その様な場合、確かに恋々せず、すっぱりと気持を切り替え、新たな目標に向かうことが正しい場合もあることでしょう。
しかし、忘れてはいけないこととして、私だけの問題ではないという自覚も強く持つのです。これは、私の仲間とその将来に対する責任もあるということでもあるのです。昨今も話題に登る竹島問題で、韓国の暴挙に対し何らを為さず既成事実化を積み重ね続けさせる、政府の対応に感じられるものと類似ではないかとも感じます。
