私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

広島の記憶

2009-01-24 | コラム

 日本は広島および長崎と2ケ所の原爆被爆 国です。確かに、戦争の形としては日本が仕掛けた戦争であり、戦争とは正義もへったくれもない無益なものではあったのだろうと思います。Genbaku

 しかし、何故に広島に原爆を落とさなければならなかったのかということを考えてしまいます。それは、やはり彼らは数回の実験を行い十分な破壊効果があることが判っていながらも、やはり実証試験をしたかったということだろうと思わざるを得ません。それが、広島原爆による死者の20万人なんだろうと思います。

 もし、東京に原爆を投下し、死者数百万人を生じたともなれば、戦後の世界の非難を受けることを十分意識していたのであって、20万人位であれば非難も大したことはないと思っていたのだろうと思います。このことは、東京大空襲において一夜で20万人の死者を生じさせたことからも判ります。

 ところで、我が国は非核三原則なる絵空事を唱えていますが、当時我が国が原爆を所持しておれば、当然に彼らは我が国への投下を躊躇したのだろうと思います。

 核兵器はおぞましい兵器であり使うべきものではないと思いますが、所持国がある以上は対等の関係となる上で所持の是非を、国民的議論として行うことは必要と感じます。

 それと、この悲劇の記録は永遠に残し続け、ことある都度世界に訴えて行く必要がある問題だと感じています。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。