私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

ブログ開始1年を振り返って

2008-08-11 | コラム

 今日で、当ブログを開始して1年を経ました。この1年を振り返り所感として記してみます。

 ブログの立ち上げに際し、きっと途中で書き続ける気力もなくなり、長続きはしないだろうという思いを持ちましたが、取りあえず1年という節目を迎えたことを、私自身も驚いています。この1年記して来た内容は、決して一般受けするするものでもなく、正に私の独断と偏見としての見方や思いを記して来たものです。決して、閲覧者の数も多いものではありませんが、熱心に閲覧して戴いている少数の方々もおられるのです。そんな方々から、時々ですが共感する等とのお言葉を受け、その喜びへの思いが私に書き続ける熱意を維持させたのだと思います。

 一方、私の記す内容やその背面に潜む思いを、常に反体制の邪悪なものとして否定的な視線でウォッチして来た方々もおられるのでしょう。しかし、私は言論の自由が許された中で、個人の資格として独断と偏見を含むことを前提として、その思いを記して来ているのです。

 ここで、大上段なことですが正義について思うことを記してみます。この正義とは、あくまでもその立場における正義であろうということです。勝てば官軍という言葉もありますし、体制にとっての正義と個人の正義とは、自ずと乖離が生じてくるのでしょう。また、正義は時代と共に評価が変化して行く要素も多くあると感じます。その時代が許した正義も、時を経ると悪として否定されたり、その逆となる事象が歴史を紐解くと見られます。愛する司馬遼太郎氏は、「人物の評価はその人物が没して100年を経ないとできない」と記しておられますが、これも通じるものがあると感じます。

 私が当ブログで記す内容は、あくまでも私に内在する独断と偏見を前提とした正義です。ですから、万人の支持を受けぬことは、十分自覚しております。そんな私の下らない記述を、この1年に渡り共感を持って閲覧し続けて下さった皆様に対し、謹んでお礼を申し上げる次第です。




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