ここで云う指数とは、主に保険事故に使用される損保指数という作業工数に代わる数値について、過去数十年実務で取り扱って来た者の戯れ言を幾つか書き留めてみたい。
指数のことを「自研センター」に質すと、これはイコール標準作業時間であり、自研センターで定めた標準条件における作業時間の参考値であり、決して修理工場に強要できるものではない。あくまでモノサシの一つとしての参考値なのだと説明しているのだ。
拙人として指数については、幾らでも疑問はあるのだが、今回は指数マニュアル冒頭にある「本書のご利用にあたり」という項目にある各種標準条件の中で、「標準車両」について、その疑問を書き留めてみたい。
指数マニュアル(写真1~3)では標準車両を以下の様に記してある。
車両
1~2年使用(2~3万キロ走行)した車両で、修復歴がなく、汚れや錆び付きは軽度の状態の車両
という訳だが、何故1~2年を標準的な車両としたのだろうか?という疑問が生じてくる。
Netで平均車齢を検索すると、写真4~5の様な資料が入手できる。この資料はH28年3月現在としての資料だが、乗用車は8.84年、貨物車は11.53年であり、年々車齢は高齢化していることが判る。自研センターが設立されたのは昭和50年だと知るから、その頃標準的な車両を1~2年と決めたのは一定理解できるのだが、未だそれをそのままとは不思議なことよと思うのが世間一般の考え方ではないだろうか・・・。
指数のことを「自研センター」に質すと、これはイコール標準作業時間であり、自研センターで定めた標準条件における作業時間の参考値であり、決して修理工場に強要できるものではない。あくまでモノサシの一つとしての参考値なのだと説明しているのだ。
拙人として指数については、幾らでも疑問はあるのだが、今回は指数マニュアル冒頭にある「本書のご利用にあたり」という項目にある各種標準条件の中で、「標準車両」について、その疑問を書き留めてみたい。
指数マニュアル(写真1~3)では標準車両を以下の様に記してある。
車両
1~2年使用(2~3万キロ走行)した車両で、修復歴がなく、汚れや錆び付きは軽度の状態の車両
という訳だが、何故1~2年を標準的な車両としたのだろうか?という疑問が生じてくる。
Netで平均車齢を検索すると、写真4~5の様な資料が入手できる。この資料はH28年3月現在としての資料だが、乗用車は8.84年、貨物車は11.53年であり、年々車齢は高齢化していることが判る。自研センターが設立されたのは昭和50年だと知るから、その頃標準的な車両を1~2年と決めたのは一定理解できるのだが、未だそれをそのままとは不思議なことよと思うのが世間一般の考え方ではないだろうか・・・。