台風１５号上陸に恐れおののく

　本日午後、北上した台風１５号は静岡県浜松市付近に上陸し、山梨県甲府市を通過して進んだ様です。我が住まい地でも、１５時くらいから風雨も激しくなりました。その様な中、１６時位には家の前の道路が冠水しつつあるのを確認、心配になって１００ｍくらい所にある排水ポンプ場へ風雨の中を押して出掛けました。排水ポンプ場では、見知った近所の担当者が排水ポンプを稼働させた直後で、しばらくすると冠水状態も収まり、胸を撫で下ろしました。

　しかし、腹が立つのは１０ｃｍ弱冠水した道路を、大きく水を跳ね上げながら走る運転者の傍若無人ぶりのことです。これでは、跳ね上げた水で道路路側帯の私にも水を被るのは当然ですが、道路際の民家も、押し寄せる波で必要以上に冠水を強いることになるのです。何故、冠水炉で、もっとゆっくり走れないのか、その場の状況に応じて速度を臨機応変に対応できないのか、状況判断能力の拙劣さを感じずにはいられません。

　その後、雨は収まりましたが風は更に強まり、１７時～１９時位まで、相当に吹き荒れました。庭先の植木鉢は引っ繰り返るわ、隣接地の倉庫のシャッターは外れ壊れてばたついて大きな音は出すだわと、かなりの状況となりました。

　これを記している２０時現在、風は収まりつつありますが、東海道沿線では、新幹線や在来線、そして高速道路なども止まり、首都圏でも電車や航空機など、相当の影響を受け、巻き込まれた移動者の方々も多い１日となったと思います。