建設中の川崎市役所ビルで火災・この事件で思い出す事件
10/25に生じたという川崎市役所の新ビル建設中の火災だが、この事件を知り連想するのは、2002年10月に生じた、三菱長崎造船所での豪華客船ダイヤモンドプリンセスの建造中の火災事故のことだ。
このダイヤモンドプリンセス事件のことは、以下のブログ記事にも記しているが、船内艤装工事の作業中、天井溶接の作業を行っていたところ、その上の階の床上の可燃物から出火したというものだ。当然、造船所の社内規則には、溶接作業においては、事前申請見張りの設置などそれなりのことがあっただろう。しかも、この溶接を行う作業員を直接指揮する監督者も存在したであろう。それでも、事故は生じているのだが、この三菱造船にしても、今次の川崎市役所ビルにしても、元請け会社はそれなりに巨大な企業なのだろうが、そこに多数の下請け孫請け、人材派遣と、雇用関係は入り乱れ、チームとしての指揮統一がなっちゃいないということが潜在的にあったと思える。
豪華客船建造中の火災事故から思うこと 2008-05-03
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/f0005f64e6ceeaf30c234a7ae91aa000
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高さ100mで火災「死ぬかと」 建設中の川崎市役所24階 地上からホース26本つなぎ消火【もっと知りたい!】(2022年10月26日)
ANNnewsCH 2022/10/26
25日、建設中の川崎市役所で火災がありました。火災が起きたのは地上24階、高さ100メートルの場所でした。どのように火を消したのか。緊迫する当時の状況が明らかになりました。
■鉄板切断作業中…火花が断熱材に引火か
サイレンが鳴り響くなか、建設中の高層ビルから勢いよく立ち上る黒い煙。
別の角度から撮影された映像を拡大してみると、隅に何人もの作業員が取り残されています。中には、少しでも煙から逃れようと、急いで反対方向に離れていく作業員の姿もあります。
火事が起きたのは、建て替え工事が進められている川崎市役所の庁舎。25階建ての24階にある天井の断熱材から出火しました。
目撃者:「皆、上を見ているから、(上を見たら)すごいことになってて、煙が。とにかくびっくりしました。『この後、どうなるんだろう?』と思って」
当時、24階の現場では、鉄の板を切断する作業が行われていて、火花が断熱材に引火した可能性があるということです。
■25階に取り残された作業員「死ぬかと」
25階に取り残された作業員:「火が上がってきたら、絶対皆死ぬのではないかと思って。本当に怖かったです」
一時、25階に取り残された男性作業員に、当時の緊迫した状況を聞くことができました。
25階に取り残された作業員:「急にニオイが臭いというふうになったから、逃げようかなと皆で話している時に、煙がブワァーって上がってきて。逃げ道が階段しかないから、階段から煙が吹き出てきてしまって。それで『もう逃げられない』と」
およそ20分後、到着した消防隊員の誘導で避難できました。
■ホース26本つなぎ…消防隊員62人で作業
地上100メートルを超える高層階での消火活動。どうやって行われたのでしょうか?
消防によると、長さ20メートルのホースを26本つなぎ、階段を使って、24階まで運んで放水。作業に加わった消防隊員は、62人に及んだということです。
火はおよそ2時間後に消し止められ、当時、建設現場にいたおよそ700人の作業員にけがをした人はいないということです。(「グッド!モーニング」2022年10月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
10/25に生じたという川崎市役所の新ビル建設中の火災だが、この事件を知り連想するのは、2002年10月に生じた、三菱長崎造船所での豪華客船ダイヤモンドプリンセスの建造中の火災事故のことだ。
このダイヤモンドプリンセス事件のことは、以下のブログ記事にも記しているが、船内艤装工事の作業中、天井溶接の作業を行っていたところ、その上の階の床上の可燃物から出火したというものだ。当然、造船所の社内規則には、溶接作業においては、事前申請見張りの設置などそれなりのことがあっただろう。しかも、この溶接を行う作業員を直接指揮する監督者も存在したであろう。それでも、事故は生じているのだが、この三菱造船にしても、今次の川崎市役所ビルにしても、元請け会社はそれなりに巨大な企業なのだろうが、そこに多数の下請け孫請け、人材派遣と、雇用関係は入り乱れ、チームとしての指揮統一がなっちゃいないということが潜在的にあったと思える。
豪華客船建造中の火災事故から思うこと 2008-05-03
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/f0005f64e6ceeaf30c234a7ae91aa000
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高さ100mで火災「死ぬかと」 建設中の川崎市役所24階 地上からホース26本つなぎ消火【もっと知りたい!】(2022年10月26日)
ANNnewsCH 2022/10/26
25日、建設中の川崎市役所で火災がありました。火災が起きたのは地上24階、高さ100メートルの場所でした。どのように火を消したのか。緊迫する当時の状況が明らかになりました。
■鉄板切断作業中…火花が断熱材に引火か
サイレンが鳴り響くなか、建設中の高層ビルから勢いよく立ち上る黒い煙。
別の角度から撮影された映像を拡大してみると、隅に何人もの作業員が取り残されています。中には、少しでも煙から逃れようと、急いで反対方向に離れていく作業員の姿もあります。
火事が起きたのは、建て替え工事が進められている川崎市役所の庁舎。25階建ての24階にある天井の断熱材から出火しました。
目撃者:「皆、上を見ているから、(上を見たら)すごいことになってて、煙が。とにかくびっくりしました。『この後、どうなるんだろう?』と思って」
当時、24階の現場では、鉄の板を切断する作業が行われていて、火花が断熱材に引火した可能性があるということです。
■25階に取り残された作業員「死ぬかと」
25階に取り残された作業員:「火が上がってきたら、絶対皆死ぬのではないかと思って。本当に怖かったです」
一時、25階に取り残された男性作業員に、当時の緊迫した状況を聞くことができました。
25階に取り残された作業員:「急にニオイが臭いというふうになったから、逃げようかなと皆で話している時に、煙がブワァーって上がってきて。逃げ道が階段しかないから、階段から煙が吹き出てきてしまって。それで『もう逃げられない』と」
およそ20分後、到着した消防隊員の誘導で避難できました。
■ホース26本つなぎ…消防隊員62人で作業
地上100メートルを超える高層階での消火活動。どうやって行われたのでしょうか?
消防によると、長さ20メートルのホースを26本つなぎ、階段を使って、24階まで運んで放水。作業に加わった消防隊員は、62人に及んだということです。
火はおよそ2時間後に消し止められ、当時、建設現場にいたおよそ700人の作業員にけがをした人はいないということです。(「グッド!モーニング」2022年10月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp