東京警視庁・浅草警察署で覚醒剤現行犯逮捕
下記の報だが、本来警察であってはならない不祥事だが、属人的なものであれば、これはどんなに権威の高い組織でも、例えてみれば裁判官でも希に、弁護士となれば相当頻度高くあるのだが、警察や検察など、組織的な不正(裏金作りが行われている)の話しも聞くから、国家の法行政の機関として透明性を高めてもらいたい。
ただ、警察の不祥事は、各県警によりその報じられる数にある程度の差がある様にも感じるが、それでも多くの警察官はまじめに取り組んでいるのだと思う。
今回の短い報道文だが、容疑者は51の警部補で、1991年採用と記してあるから、22才で警察官となり29年勤務歴があることが判る。この内、10年以上を暴対課で過ごしており、近日、たれ込みにより、本人立会の元に引き出しを開けたところ微量の覚醒剤が発見されたという。
この事件、本人が暴力団組織との業務上で知り合う中で、奈落に落ち込んでしまったということを一般的には想定するのだろう。そういう点で入手ルートなどを調べると云うことは理解できる。
しかし、この容疑者が覚醒剤を使用しているとして、勤務先の机の引き出しに入れておくなんてことをするだろうかと疑問を思う。本件の捜査がたれ込みにより行われたとあるから、その内容でブツは引き出しにあることを示唆していたのだろうと想定できる。そうなると、同業の者がたれ込み者となるが、たれ込み者と容疑者の関係に何らかの怨恨はないか、また背後に組織としての容疑者潰しというものがないかということを考えてしまう。
昨今は、世に不満とか、あるいは組織内外の権力者が、様々な下達と云うべき指令で、権力者の目障りとなる者(同調しない異端者)を、社会的信用を失墜させる冤罪事件というべきものが散発的に起きていることを知る中、そういうことを考えてしまう。
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警察署内の自分の引き出しから覚醒剤 所持容疑で警部補を現行犯逮捕
朝日新聞デジタル 4/10(日) 17:18配信
警察署内にある自分の机の引き出しに覚醒剤を所持したとして、警視庁は10日、浅草署(東京都台東区)の警部補、中川一政容疑者(51)=東京都足立区西綾瀬2丁目=を覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕し、発表した。中川容疑者は同署で暴力団などを取り締まる組織犯罪対策課の所属。
人事1課によると、浅草署内の中川容疑者の事務机の引き出しを10日午前、本人立ち会いのもとで開けたところ、微量の覚醒剤がみつかった。中川容疑者は所持を認めた上で、「(覚醒剤の)簡易検査の教材に使おうと思った」と供述しているという。ただ。人事1課は「教材に本物の覚醒剤が使われることはない」と説明している。
中川容疑者は1993年に警視庁に採用され、暴力団対策や薬物事件などを扱う組織犯罪対策部門に10年以上所属し、薬物捜査の経験もあるという。今年3月に中川容疑者が覚醒剤を持っているとの情報が寄せられていたといい、人事1課などは今後、入手ルートを詳しく調べる方針。
警視庁の大嶌(おおしま)正洋・警務部参事官は「極めて遺憾。捜査を徹底して明らかになった事実に基づき厳正に対処する」とコメントした。朝日新聞社
#警察不祥事 #組織的な異端者排除の可能性も疑え
下記の報だが、本来警察であってはならない不祥事だが、属人的なものであれば、これはどんなに権威の高い組織でも、例えてみれば裁判官でも希に、弁護士となれば相当頻度高くあるのだが、警察や検察など、組織的な不正(裏金作りが行われている)の話しも聞くから、国家の法行政の機関として透明性を高めてもらいたい。
ただ、警察の不祥事は、各県警によりその報じられる数にある程度の差がある様にも感じるが、それでも多くの警察官はまじめに取り組んでいるのだと思う。
今回の短い報道文だが、容疑者は51の警部補で、1991年採用と記してあるから、22才で警察官となり29年勤務歴があることが判る。この内、10年以上を暴対課で過ごしており、近日、たれ込みにより、本人立会の元に引き出しを開けたところ微量の覚醒剤が発見されたという。
この事件、本人が暴力団組織との業務上で知り合う中で、奈落に落ち込んでしまったということを一般的には想定するのだろう。そういう点で入手ルートなどを調べると云うことは理解できる。
しかし、この容疑者が覚醒剤を使用しているとして、勤務先の机の引き出しに入れておくなんてことをするだろうかと疑問を思う。本件の捜査がたれ込みにより行われたとあるから、その内容でブツは引き出しにあることを示唆していたのだろうと想定できる。そうなると、同業の者がたれ込み者となるが、たれ込み者と容疑者の関係に何らかの怨恨はないか、また背後に組織としての容疑者潰しというものがないかということを考えてしまう。
昨今は、世に不満とか、あるいは組織内外の権力者が、様々な下達と云うべき指令で、権力者の目障りとなる者(同調しない異端者)を、社会的信用を失墜させる冤罪事件というべきものが散発的に起きていることを知る中、そういうことを考えてしまう。
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警察署内の自分の引き出しから覚醒剤 所持容疑で警部補を現行犯逮捕
朝日新聞デジタル 4/10(日) 17:18配信
警察署内にある自分の机の引き出しに覚醒剤を所持したとして、警視庁は10日、浅草署(東京都台東区)の警部補、中川一政容疑者(51)=東京都足立区西綾瀬2丁目=を覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕し、発表した。中川容疑者は同署で暴力団などを取り締まる組織犯罪対策課の所属。
人事1課によると、浅草署内の中川容疑者の事務机の引き出しを10日午前、本人立ち会いのもとで開けたところ、微量の覚醒剤がみつかった。中川容疑者は所持を認めた上で、「(覚醒剤の)簡易検査の教材に使おうと思った」と供述しているという。ただ。人事1課は「教材に本物の覚醒剤が使われることはない」と説明している。
中川容疑者は1993年に警視庁に採用され、暴力団対策や薬物事件などを扱う組織犯罪対策部門に10年以上所属し、薬物捜査の経験もあるという。今年3月に中川容疑者が覚醒剤を持っているとの情報が寄せられていたといい、人事1課などは今後、入手ルートを詳しく調べる方針。
警視庁の大嶌(おおしま)正洋・警務部参事官は「極めて遺憾。捜査を徹底して明らかになった事実に基づき厳正に対処する」とコメントした。朝日新聞社
#警察不祥事 #組織的な異端者排除の可能性も疑え