古いクルマのアーカイブ集を時々眺めては、昔のクルマに哀愁を馳せている私です。そんな中、ある時期若干触れ合って来た、トヨタ・センチュリーというクルマのことについて。その思いで含め記してみたいと思います。
このセンチュリーと云うトヨタの最高級乗用車ですが、決して名車の誉れはないのですが、その時代の持てる最先端、最高級を追求したクルマであると感じます。
天皇の御料車も、近年、従来のプリンス・ロイヤル(制作時はプリンス自動車製であったが納車時は日産自動車)から、トヨタ製に変わりつつある様です。その新御料車も、このセンチュリーがベース車となっていることからも頷ける話です。
ここでは、今では旧型となる初代センチュリー(VG20~VG40系)について、それを若干触れた当時のディーラーサービスマンの回想記として述べて見たいと思います。
※添付写真は現行型センチュリーのカタログです。厚紙の表紙を持った上製本といった趣のカタログです。