私の思いと技術的覚え書き

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世の自動車検査員の業にある方に問いたい

2021-10-21 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
世の自動車検査員の業にある方に問いたい
 私のブログやFasebookを見て戴いている方は、決して多くはないが、それでも日当たり閲覧数(PV)は3千程度、日当たり訪問数は1500程度をカウントし続けている。そんな中に、自動車整備関係者だとか自動車検査員の職に就かれている方も少数ながら居ることを意識している。そこで、自動車検査員の方に以下のことを問いたい。

 あなた(自動車検査員)は、検査業務に当たり、国に代わり検査をと云う業務を担う立場ですが、もし検査業務の執行に関わり問題が生じた時、上司もしくは統括管理者や経営者に苦言が云えますか?

 と云うことだが、そんなこと当たり前だし、過去にも種々苦言を述べて来たと云うのなら安心できる。ところが、今次生じたトヨタの不正車検問題ですが、理由としては短時間車検(45分ないし60分)というムリな運営があった故だろう。そして、予めセールスマンなどが予約を受付て来る中、フル回転で車検整備を行っても、その達成が困難となり検査のごまかしまでが生じてしまったと思える。しかし、1年以上の期間何ら検査員が苦言なりを云えなかった職場環境というものが根底にあると確信している。このことは、数年前に生じた新車の完成検査の不祥事も、同じ根源であると思える。

 ところで、トヨタ自動車の不祥事のお詫びにも、日刊自動車の論評でも、そんなことは一言も触れていません。だから、あえて私は根源的な問題となる、今回の問いを問題として記しているのだ。

 このことについて、本日のこと、私より先輩となる、私と同じく元トヨタ系ディーラーサービスに所属した方とも話し会ったところだ。その内容として、我々がディーラー所属だった40年程以前の検査員は、少なくとも現在のディーラー検査員より権威あるものであったはずという点で意見は一致した。しかも、当時の検査員が検査業務と工場長なりサービスフロントを兼務することはあっても、検査員が納車や引き取り、そして洗車を行っていたなんてことが伝わる今回のトヨタディーラーの問題は、単にサービスマンの休息室を作りました、新しい検査機器を導入しましたという、的外れなことを記しているんでは、何れまた再発する要素はあるという点でも意見は一致したのだ。

 もし、これを見てくれた検査員とかサービス担当者の方で、賛同、異論や、既に記した様に権威がまるでなくて、苦言を云いたいがどうしていいか判らないなど、意見があればお聞きしたいと思う次第だ。




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