私の思いと技術的覚え書き

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フッ素汚染(PFOA汚染)は令和の水俣の恐れ

2023-06-13 | 事故と事件
フッ素汚染(PFOA汚染)は令和の水俣の恐れ
  フッ素とかテフロンだとかが、人体に有害で、同コートをしたフライパンが危険なことは近年云われていたのだが、その他にマクドナルドのハンバーガーの包み紙のコーティングとか、撥水スプレーなど、その危険性があるという話しだ。

 ところが問題は、個別の用品だとか機器だけでなく、各地の河川だとか地下水にPFOA(フロン系の汚染)が広がっているというのだ。
 この全国調査を環境庁が発表したのが添付表だが、大阪府摂津市飛び抜けて高濃度というのだが、この理由はダイキン工業が同地にあることから、強い因果関係があると指摘されているそうだ。ダイキン工業とは、エアコンが主力製品だが、これに冷媒として使用するフロンが関係しているのだろう。なお、第2位の東京調布市は米軍基地のある地だが、航空用泡消火剤などとの関係を指摘されている。

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PFOA汚染・フライパンから水道まで~ダイキンを追う 令和の水俣「PFOA」NO8【Tansa報道最前線】20230606
https://www.youtube.com/watch?v=uFOyIAkvy8o

デモクラシータイムス 2023/06/13
 調査報道に特化し、熱くしつこく標的を追うTansa。テーマの一つは、摂津市のダイキン工場の周辺のフッ素化合物PFOAによる環境汚染。長期の取材で、Tansaはさらに深く深刻な情報を掘り出してきました。PFOAはフライパンだけでなく、製造・保管されていたダイキンの工場から大阪の周辺環境に流出し今や大阪市の水道水からも高濃度で検出されています。事実は明らかになったのに、汚染源であるダイキンは環境の浄化、健康被害の調査には後ろ向きです。米軍基地・自衛隊基地ではない日本の企業が汚染源となった日本国内の被害に、企業も行政も真剣に向き合っていないのではないか、取材者は憤りを感じます。
出演は、TANSAレポーター中川七海と編集長渡辺周。


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