私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

経済論評家の偽善

2019-06-06 | コラム
 信頼してきた西部邁翁(故人)やその他、マトモと判断できうる論評家は、かねがね「経済論評家ほど、いいかげんでいかがわしい発言をする者共はいない」と論じており、同感を感じ続けていました。

 数日前、FCAのルノー買収は世界自動車再編の序章だ!(現代ビジネス) との記事を見て、アホ臭い記事よと、以下の Yhooコメントを記したところです。
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 だいたい、フィアットとクライスラーグループって弱者連合じゃないか。そこに世界に影響を与える技術的優位性は極僅かにしかない。そこが、何処を買収しようが、単に事前の計算上の数が増えるのみで、何ら統合効果はないのでろう。そのことは、10年前のダイムラークライスラーの統合と離散を思い出して見れば明らかだろうに、こんな記事を書くチープな記者は恥ずかしいと思わんのか。呆れてものが言えない。
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 そしたら、今日、フランス政府の猛反発で白紙にだと・・・。フランスなんて経済規模から比すれば日本の下位だが、国益に反するとなれば猛反発できる。何処かの国は、グローバリゼージョンは良いものよと、強姦されてることも意識せず、自ら進んで股開くが、情けない国とこの点では自虐を思うのです。

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