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国交省道路局へ意見・昨年末の茅ヶ崎・新湘南バイパス事故の件(3/18)

2022-03-20 | 問題提起
国交省道路局へ意見・昨年末の茅ヶ崎・新湘南バイパス事故の件(3/18)
 これは、昨年末(2020/12)に神奈川県茅ヶ崎の新湘南バイパスで生じた単独自損事故の件だが、写真のごとくの損傷でガードレールに対してクルマの軸線が串刺しになったと云うちょっとビックリした事故だ。運転者は死亡だが、おそらく1名しか乗者していなかったからであり、仮に4名が乗者していれば全員死亡となった事故だろう。

 当事故については、様々な交通事故に触れ合いだして40数年を経るが、この報時点から、特異な形態の事故であり、本来車両の運転者を防護すべきガードレールが、接地状の都合から固定されていないがため、上に持ち上がりことで、その内側に入り込めてしまったという事故である。このことは、道路管理者が運営上の様々な都合から応急的な対応として、自由度を持たせたかったという意向も理解しない訳ではないが、その結果がこういう悲惨な事故が生まれると云う事例となる事故と云うことを知ってもらいたいということにあった。そして、国交省として、そういう意見もあることを前提に、道路施設管理者に指導してもらいたいという思いの中で提言したものだ。

 この当方意見は、予め国交省のHPからWebホットラインに意見を書き込み、その後道路局の担当官と事故損傷写真の状態などをNetで共有しつつ、やりとりを行ったものであるが、該当道路が何処の管轄になるのか判らないが、機会を見て伝えていきたいという言質を受けた。

 私はこの件を、警察に伝えるか、道路管理者に伝えるか、国交省に伝えるか思案したが、警察はおよそ今回の事故を処理はしても、おそらくその原因など運転者の不注意だけとしか判断しないし、そのことを道路管理者に意見することなどないと想像した。それなら、最上位機関となる国交省へ知らせ、そういう意識を多少でも持ってもらう方が有益だろうという方針で、本意見を提議したのだ。これを見て、そんな細かいこと云うだけムダという意見もあるだろうが、人間とはそもそも知ることと知らないということの違いは、大きな問題で、特に国の最上位官僚の坊ちゃん方には、リアルな現実を知ってもらうということが大切なことではないかと信じている。




【該当ブログ記事】
どうしてガードレール下に入り込めたのか?
2021-12-29 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/928bfc2baa97cc370a1b4a56e495fc92

どうしてガードレール下に入り込めたのか? その2
2021-12-29 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/e42d41dca35ca775abedc8068507ae3a

#国交省道路局への意見


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