私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

関西生コン事件の2回目論評

2021-08-31 | コラム
関西生コン事件の2回目論評
 関西生コン事件については、先日の記事「関西生コン労組委員長の地裁判決」https://blog.goo.ne.jp/.../e585cc1f4202c7ba7959854746f72592 で触れたことだが、まがうことなくこの武委員長は善人であることを確信している。そこで、関西生コン事件とはどういう事件だったのかということを調べ始めたところなのだが、ウイキペディアで見ても、全般として関生悪しという論調に終始している。

 ただ、その内容の中で、「2018年7月17日の摘発から始まって2019年8月20日までの1年あまりの期間に、恐喝や威力業務妨害などの反社会行為の容疑での同団体の逮捕者は前代未聞の延べ86名に及んでいる。」という経緯が記してあるのには驚いた。

 これは、先回のブログで紹介した武健一委員長講演で述べていた、ゼネコンを始めとする権力者集団の意向に沿った、警察および検察、そして裁判官という国家的な、労働運動に対する弾圧行為じゃないかと思うに至ったのだ。

 ちなみに、日本国憲法第28条では、労働者の権利として、「団結権」「団体交渉権」「団体行動権」といった3つの権利を認めている。つまり、①働者が、雇う側と対等な立場で話し合うために、労働組合をつくる権利。②労働組合が、雇う側と労働条件などを交渉し、文書などで約束を交わすことができる権利。③労働条件改善のため、仕事をしないで、団体で抗議する権利。 いわゆるストライキ権。だが、これを関生は実績したのだが、司法が寄ってたかって弾圧しているのが、今回の関西生コン事件の実相だと確信する。

 以下の動画は総時間約3時間とちょっと長いが、労働運動が何故必用かとか、その真髄は何処にあるかを知るためには役に立つ内容と信じ紹介したい。

----------------------------------------------
関西生コン事件のこれからを考える 第2回検証シンポジウム・大阪
2021/04/18 にライブ配信
https://www.youtube.com/watch?v=puO9JSgEaqM&t=3767s


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。