マイクロ波と電子レンジ
先月中頃に、毎日の様に使用している電子レンジが表示パネル上はまったく異常はないのだが、まったく過熱されなくなった。この製品はだいぶ以前に購入した電子レンジとオーブンレンジや保温機能を持つ複合機能製品で、製品横の製造年シールを見たら、94年製とあるので28年前の製品だから、壊れてもムリもないのかもしれない。しかし、製品見てくれもさほど陳腐化しておらず、前日まで何の問題もなく機能していたものが、何の予兆も意識されず突然壊れてしまうとまごつく。
新しいものに買い替えることにしたが、こういう白物家電は電気屋を訪問して購入する気になれない。アマゾンで検索すると、外形だとか寸法や機能と価格が即座に判り、当方としては機能と寸法程度のスペックと製造ブランドが把握できれば十分なので、注文したら翌日には配送された。こういう状況だから、一般販売店が凋落する訳だと改めて思うところだ。なお、電子レンジ以外の機能は、購入以来ほとんど使用したこともなく、新規購入品は電子レンジの単機能のもので、なるべく出力のある庫内寸法の大きなもので選択したが、税込みでも1万未満で済んだ。
現在は家電リサイクル法で、新品価格にリサイクル費が含まれているが、これだけ古いと正式廃棄は市の粗大ゴミ日に廃気するのが一般的だが、この製品の様にほとんどが金属部品で、しかも昔のブラウン管テレビの様に鉛ガラスが使用されていないので、金属リサイクル業で自動車解体などを扱う業者でも問題なく引き取ってくれる。知り合いのBP業に持ち込んで廃気をお願いした。
ところで廃気する前に、電子レンジには要の部品としてマイクロ波を過熱食品に照射するマグネトロンという発信管が使用されているこを知っていたので、どんな部品なのか実物を分解して見てみることにした。再組み立てしないのだから、適当に固定スクリューを電動ドライバーで外して行くと、5分も経ないで、目的のマグネトロン発信管が抽出できた。レンジの横にあるラベルには発信周波数2450MHz(2.45GHz)とある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/48/8d12db9e8cd091b5537259855a12f8be.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/95/68c0d5a2d11047539d09b4d88263c96e.jpg)
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ものの本で、電子レンジは第2次世界大戦前後にレーダー技術の研究から、マイクロ波に食品過熱の作用があることが知られ応用されたことは知っていた。なお、レーダー技術はその後も進歩を続け、現在ではマイクロ波よりより周波数の高いミリ波となる技術も使用されている。また、微弱電波なら2GHzとか5GHz帯はWi-Fi用電波として使用され普及している。その一方で、市内中心部にあるNTTとか東電ビルの上にあるマイクロ波回線用のパラボラアンテナとか、日頃人の入り込まない山頂にあるマイクロ波アンテナも撤去されつつある時代に入った。つまり、マイクロ波を使用した中継回線は、主にバックアップ用のデータ回線だったのだが、光ファイバー幹線が複数以上施設されることにより、電波としての中継用には利用価値がなくなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/4f/54d1e9a5f1dddc15201b336de95d9e46.jpg)
ところで、レーダーも重要な軍事情報機器だが、兵器としてのマイクロ波の利用も研究されつつあり、一部実線にも利用されている情報がある。これは、中国インド国境紛争で、中国軍が強力なマイクロ波兵器でインド軍を攻撃したとか、米国の世界各地の大使館などの関係者が、原因不明の頭痛とか体調悪化が生じているが、マイクロ波攻撃だという話しがある。また、各国でドローン攻撃の撃墜用に強力な指向性を持つマイクロ波ビームを照射する兵器を開発中との話しも伝わっている。
#電子レンジ #マイクロ波とミリ波 #レーダー
先月中頃に、毎日の様に使用している電子レンジが表示パネル上はまったく異常はないのだが、まったく過熱されなくなった。この製品はだいぶ以前に購入した電子レンジとオーブンレンジや保温機能を持つ複合機能製品で、製品横の製造年シールを見たら、94年製とあるので28年前の製品だから、壊れてもムリもないのかもしれない。しかし、製品見てくれもさほど陳腐化しておらず、前日まで何の問題もなく機能していたものが、何の予兆も意識されず突然壊れてしまうとまごつく。
新しいものに買い替えることにしたが、こういう白物家電は電気屋を訪問して購入する気になれない。アマゾンで検索すると、外形だとか寸法や機能と価格が即座に判り、当方としては機能と寸法程度のスペックと製造ブランドが把握できれば十分なので、注文したら翌日には配送された。こういう状況だから、一般販売店が凋落する訳だと改めて思うところだ。なお、電子レンジ以外の機能は、購入以来ほとんど使用したこともなく、新規購入品は電子レンジの単機能のもので、なるべく出力のある庫内寸法の大きなもので選択したが、税込みでも1万未満で済んだ。
現在は家電リサイクル法で、新品価格にリサイクル費が含まれているが、これだけ古いと正式廃棄は市の粗大ゴミ日に廃気するのが一般的だが、この製品の様にほとんどが金属部品で、しかも昔のブラウン管テレビの様に鉛ガラスが使用されていないので、金属リサイクル業で自動車解体などを扱う業者でも問題なく引き取ってくれる。知り合いのBP業に持ち込んで廃気をお願いした。
ところで廃気する前に、電子レンジには要の部品としてマイクロ波を過熱食品に照射するマグネトロンという発信管が使用されているこを知っていたので、どんな部品なのか実物を分解して見てみることにした。再組み立てしないのだから、適当に固定スクリューを電動ドライバーで外して行くと、5分も経ないで、目的のマグネトロン発信管が抽出できた。レンジの横にあるラベルには発信周波数2450MHz(2.45GHz)とある。
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ものの本で、電子レンジは第2次世界大戦前後にレーダー技術の研究から、マイクロ波に食品過熱の作用があることが知られ応用されたことは知っていた。なお、レーダー技術はその後も進歩を続け、現在ではマイクロ波よりより周波数の高いミリ波となる技術も使用されている。また、微弱電波なら2GHzとか5GHz帯はWi-Fi用電波として使用され普及している。その一方で、市内中心部にあるNTTとか東電ビルの上にあるマイクロ波回線用のパラボラアンテナとか、日頃人の入り込まない山頂にあるマイクロ波アンテナも撤去されつつある時代に入った。つまり、マイクロ波を使用した中継回線は、主にバックアップ用のデータ回線だったのだが、光ファイバー幹線が複数以上施設されることにより、電波としての中継用には利用価値がなくなった。
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ところで、レーダーも重要な軍事情報機器だが、兵器としてのマイクロ波の利用も研究されつつあり、一部実線にも利用されている情報がある。これは、中国インド国境紛争で、中国軍が強力なマイクロ波兵器でインド軍を攻撃したとか、米国の世界各地の大使館などの関係者が、原因不明の頭痛とか体調悪化が生じているが、マイクロ波攻撃だという話しがある。また、各国でドローン攻撃の撃墜用に強力な指向性を持つマイクロ波ビームを照射する兵器を開発中との話しも伝わっている。
#電子レンジ #マイクロ波とミリ波 #レーダー