五月病のこと

　wikiでは、「五月病（ごがつびょう）とは、新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。」と記しています。新入社員でなくとも、転勤などして新しい環境に慣れぬまま、不安が鬱積し長の休みの後とかに出社を困難な精神状態に陥る者が、この５月に多いという訳で、かなり昔から呼ばれていました。

　ところで、現代の様な資本主義の極限に近づいていると感じる時代になり、政治家、官僚、企業経営者などのいわゆる配下を持つ権力者と一雇用者（国民）との関係は、より一方通行化しつつある様に思えてならない。何がこの要因かと考えると、それは国家に行き着き、それは国民の民意に基づいた選挙で政治家は選出されているのだから・・・。というのだが、悲しいかな日本が敗戦国であり、真に自立した国家ではないいうのが極めて悲しい現実なのだ。