これは拙人のことなのだが、昨今のクルマでHVだとかEV以外の通常の内燃機関エンジン(ガソリンおよびディーゼル)車に乗り込んで、走り始める前にやる動作が以下の2つだ。
①アイドルストップの解除
②車線逸脱警報の解除
類似のことを行っているドライバーも多いだろうと認識している。その理由は、アイドルストップについては、発進しようとしてエンジン再始動後の発進となるから、そのラグ感を嫌うだ。もう一つの車線逸脱警報については、ワインディング路において、道路の引かれたセンターラインや外側線に沿って走ろうというより、対向車がないとか外側線の外側に有効な空間があることを認知する中で、なるべくステアリング操作量(切れ角)を小さく、緩やかなコーナーリングを至上のものと考える運転を行っているから、都度「ピッピッ」と警報されるのは気分を害すという訳だ。
ここで、アイドルストップについて、それを付けるメーカーの思いを想定してい見ると燃費の向上にあるのだが、もっと突き詰めるとJC08モードという排出ガスと燃料消費量を測定する型式登録検査に根源は行き着くのだろう。つまり、カタログに掲載する燃料消費率を良くしたいというものだ。一方リアルな運行において、信号待ちなどで都度エンジンが停止し、再発進時にエンジンが再始動するアイドルストップがどれだけ燃料消費の削減寄与しているかと考えると、ほとんど意味ないと思える。もっとも、コンビニ停車などで買い物中にエンジンを掛けたままにするなど、無用な長時間アイドルをしない前提での話しである。
これら、アイドルストップや車線逸脱のOFF動作スイッチは、有意のエンジン停止によりリセットされ、また再始動するとイニシャライズされ初期値のON状態に戻る。これを嫌い、常時アイドルストップを解除する社外パーツまで売られているのは周知のところだろう。
さて、今朝(1/28)知る、Net情報だが、トヨタはアイドルストップを2月から発売する新型ヤリス(国内名ヴィッツ)に付けないそうだ。この理由は、JC08相当のモード燃費について、アイドルストップを付けなくても競合他社と比べ、遜色なく達成できる自信が生み出したものだろう。付けなくても競合他社にカタログ燃費が劣らないなら、付けない方が製造コスト的にも下げられるから、利益面でも有意になるとの考え方となるのだろう。拙人は、元々トヨタ関連でクルマの基本スキルを取得したのだが、昨今のトヨタのクルマとか経営者には、何かと辛口の意見を持って眺めているのだが、今回のアイドルストップの廃止については、至極まともな対応であると思える。
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【燃費至上主義に終止符!? それとも…??】新型ヤリスがアイドリングストップをやめた意外な理由
2020年1月28日 / ベストカーWeb編集部
間もなく発売! トヨタ ヴィッツ後継車の「新型ヤリス」には、エコカーの必須装備が付いていない!? “あえて”付けなかったその理由とは。
ここ10年ほどで付いてない方が珍しいほど普及した省燃費技術といえば、「アイドリングストップ」だ。文字どおり停車時にエンジンを止め、その間に排気ガスを発生させない機構は2010年代以降、爆発的に普及。
今や一部商用車やスポーツモデルを除けば、全ての国産新車に付いているといっても過言ではない。
しかし、意外なことに2020年2月10日に発売される新型ヤリスに加え、新型RAV4や新型カローラのガソリン車にはアイドリングストップが付いていない。
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①アイドルストップの解除
②車線逸脱警報の解除
類似のことを行っているドライバーも多いだろうと認識している。その理由は、アイドルストップについては、発進しようとしてエンジン再始動後の発進となるから、そのラグ感を嫌うだ。もう一つの車線逸脱警報については、ワインディング路において、道路の引かれたセンターラインや外側線に沿って走ろうというより、対向車がないとか外側線の外側に有効な空間があることを認知する中で、なるべくステアリング操作量(切れ角)を小さく、緩やかなコーナーリングを至上のものと考える運転を行っているから、都度「ピッピッ」と警報されるのは気分を害すという訳だ。
ここで、アイドルストップについて、それを付けるメーカーの思いを想定してい見ると燃費の向上にあるのだが、もっと突き詰めるとJC08モードという排出ガスと燃料消費量を測定する型式登録検査に根源は行き着くのだろう。つまり、カタログに掲載する燃料消費率を良くしたいというものだ。一方リアルな運行において、信号待ちなどで都度エンジンが停止し、再発進時にエンジンが再始動するアイドルストップがどれだけ燃料消費の削減寄与しているかと考えると、ほとんど意味ないと思える。もっとも、コンビニ停車などで買い物中にエンジンを掛けたままにするなど、無用な長時間アイドルをしない前提での話しである。
これら、アイドルストップや車線逸脱のOFF動作スイッチは、有意のエンジン停止によりリセットされ、また再始動するとイニシャライズされ初期値のON状態に戻る。これを嫌い、常時アイドルストップを解除する社外パーツまで売られているのは周知のところだろう。
さて、今朝(1/28)知る、Net情報だが、トヨタはアイドルストップを2月から発売する新型ヤリス(国内名ヴィッツ)に付けないそうだ。この理由は、JC08相当のモード燃費について、アイドルストップを付けなくても競合他社と比べ、遜色なく達成できる自信が生み出したものだろう。付けなくても競合他社にカタログ燃費が劣らないなら、付けない方が製造コスト的にも下げられるから、利益面でも有意になるとの考え方となるのだろう。拙人は、元々トヨタ関連でクルマの基本スキルを取得したのだが、昨今のトヨタのクルマとか経営者には、何かと辛口の意見を持って眺めているのだが、今回のアイドルストップの廃止については、至極まともな対応であると思える。
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【燃費至上主義に終止符!? それとも…??】新型ヤリスがアイドリングストップをやめた意外な理由
2020年1月28日 / ベストカーWeb編集部
間もなく発売! トヨタ ヴィッツ後継車の「新型ヤリス」には、エコカーの必須装備が付いていない!? “あえて”付けなかったその理由とは。
ここ10年ほどで付いてない方が珍しいほど普及した省燃費技術といえば、「アイドリングストップ」だ。文字どおり停車時にエンジンを止め、その間に排気ガスを発生させない機構は2010年代以降、爆発的に普及。
今や一部商用車やスポーツモデルを除けば、全ての国産新車に付いているといっても過言ではない。
しかし、意外なことに2020年2月10日に発売される新型ヤリスに加え、新型RAV4や新型カローラのガソリン車にはアイドリングストップが付いていない。
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