私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

独断としての近年カースタイリング感

2013-12-29 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 まったくの独断として、近年のカースタイリングにおいて感じ続ける失望感といったものを記して見ます。

 私は元々(車に限らずでしょうが)、オーソドックスで華美でないデザインを好む傾向があります。その様な点でクルマでは、いわゆる4ドアノッチバック(独立したトランクのあるもの)に好感を持っています。そんな私でも、いわゆるファーストバックとして、ルーフから後端部までがなだかな傾斜で連続するデザインは好きなジャンルのクルマです。それは、そのクルマが持つスポーティさとかが現れているからだとも想像します。

 ところで、現代のクルマでは、オーソドックスなセダンは減少し、背髙のSUVと称するクルマが増加しました。一方、ファーストバックとしてのデザインは結構多く取り入られていて、セダン型より多いほどではないかとも感じられます。

 しかし、この現代のファーストバック車、具体的にはプリウスだとかインサイト、BMW各シリーズにおけるGTグレード等々、どれも心ときめかないのです。それは何故かと考えた特、これら各社は何れも4ドアとの組み合わせのうえで、ルーフラインだけをファーストバックとしているからなのではいでしょうか。4ドアの後方ドアよクォータウインドが連続する空間が間延びし、2ドアモデルのみが持っていた小さめのグリーンハウスとなだらかなルーフラインの後方傾斜が持つスポーティかつパーソナルな雰囲気が感じられないからと思えます。

追記
 最近は各社、他社との差別化を意識し様々なデザインへの挑戦を続けている様です。それでも、類似性を消し去れないと感じているのは私ばかりではないでしょう。

 ところでフロントエンドのデザイン処理で、ラジエータグリルとかヘッドランプを逆スラント(上端を出し下端を引っ込める)したデザインもいくつかのメーカーで登場(マツダCX5、BMW最新型など)させててますが、これにも私には好感を持ち得ないのです。 



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