11日、沖縄県浦添市の片側2車線の中央分離帯のある国道330号線において、対向の10トンクラスダンプが中央分離帯を越え、おり悪く中央分離帯に設置していたたぶんNシステム用のカメラ設置用の鉄骨支柱をなぎ倒し、対向車の4台と衝突するなど大損害を生じる事故が生じた。なお、該当ダンプは、中央分離帯を突破する前に、他の車両とも事故を生じている様だ。この事故で、倒れた鉄骨の下敷きになった車両の30代女性と幼年の子供の2名が死亡したという。
ここからは、想像も含めて記して見たい。一番問題になるのは何故ダンプが中央分離帯を突破することになったのかだが、突破以前に他車と衝突していると云うことで、この最初の事故を避けようと右にステアリング操作をしたことが考えられる。
また、当日は雨天で路面は湿潤していたらしいが、多くのダンプでタイヤの残り溝が過小なまま使用し続けているのを見る機会もあり、タイヤの摩耗により摩擦係数が異常に小さくなったことが副次的な要因になったことも事故を捜査する者は注意深く観察せねばならないだろう。
この事故、たぶん対物としては、車両5台+カメラ用の支柱などであるが、恐らく軽く億を超える額となるだろと思える。じこのばあいはに、信号だとか制御盤、電光掲示板などを損壊する事故は時々あるが、これらの物品は大量生産されるものは少なく、1品生産みたいな物品が多く、通常のマスプロダクションされた製品とは桁が違う損害請求が提出されることが多いことを経験上知るからだ。
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沖縄・浦添でダンプカー絡む多重事故 2人死亡、運転手の男性は重体 鉄柱倒れ車が下敷きに
2021年2月12日 05:10 琉球新報
降りしきる雨の中、騒然とする事故現場=11日午後2時46分、浦添市伊祖の国道330号、伊祖トンネル付近
11日午後1時20分ごろ、浦添市伊祖の国道330号伊祖トンネル付近で、南向け車線を走行していた10トンダンプカーが何らかの原因で中央分離帯を乗り越えて対向車線にはみ出し、門型の鉄柱や車両に衝突するなど、計5台が絡む事故が発生した。衝突で倒れた鉄柱に車両が下敷きになり、乗っていた30代女性と2~3歳とみられる男児の2人が死亡した。ダンプカーの60代男性運転手も意識不明の重体となった。他に3人がけがを負った。
ダンプカーは中央分離帯を乗り越える前に、乗用車1台と衝突していた。北向け車線を走行していた2台の車両が倒れた鉄柱の下敷きとなったほか、2台の後ろを走行していた車両はダンプカーと衝突した。
ダンプカーを所有する産業廃棄物収集運搬業者によると、ダンプカーは那覇市の解体現場から出たコンクリート廃材を西原町の工場に運搬していた。事故発生時は西原町の工場から那覇市の解体現場に戻る途中で荷台には何も積まれていなかったという。事故発生の約20分前に西原町の工場に立ち寄った際、男性運転手は体調不良など、変わった様子はなかったという。
浦添署によると、現場にはダンプカーのブレーキ痕などは残されていなかったという。同署は何らかの原因で男性運転手が運転操作を誤り、車両と衝突し中央分離帯を乗り越えたとみて、事故発生時の詳しい状況を調べている。
現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。事故発生当時は雨が降っていた。事故処理に伴い、現場付近の国道330号は両方向で交通規制が敷かれ、北向け車線で最大2・3キロの渋滞が発生した。
ここからは、想像も含めて記して見たい。一番問題になるのは何故ダンプが中央分離帯を突破することになったのかだが、突破以前に他車と衝突していると云うことで、この最初の事故を避けようと右にステアリング操作をしたことが考えられる。
また、当日は雨天で路面は湿潤していたらしいが、多くのダンプでタイヤの残り溝が過小なまま使用し続けているのを見る機会もあり、タイヤの摩耗により摩擦係数が異常に小さくなったことが副次的な要因になったことも事故を捜査する者は注意深く観察せねばならないだろう。
この事故、たぶん対物としては、車両5台+カメラ用の支柱などであるが、恐らく軽く億を超える額となるだろと思える。じこのばあいはに、信号だとか制御盤、電光掲示板などを損壊する事故は時々あるが、これらの物品は大量生産されるものは少なく、1品生産みたいな物品が多く、通常のマスプロダクションされた製品とは桁が違う損害請求が提出されることが多いことを経験上知るからだ。
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沖縄・浦添でダンプカー絡む多重事故 2人死亡、運転手の男性は重体 鉄柱倒れ車が下敷きに
2021年2月12日 05:10 琉球新報
降りしきる雨の中、騒然とする事故現場=11日午後2時46分、浦添市伊祖の国道330号、伊祖トンネル付近
11日午後1時20分ごろ、浦添市伊祖の国道330号伊祖トンネル付近で、南向け車線を走行していた10トンダンプカーが何らかの原因で中央分離帯を乗り越えて対向車線にはみ出し、門型の鉄柱や車両に衝突するなど、計5台が絡む事故が発生した。衝突で倒れた鉄柱に車両が下敷きになり、乗っていた30代女性と2~3歳とみられる男児の2人が死亡した。ダンプカーの60代男性運転手も意識不明の重体となった。他に3人がけがを負った。
ダンプカーは中央分離帯を乗り越える前に、乗用車1台と衝突していた。北向け車線を走行していた2台の車両が倒れた鉄柱の下敷きとなったほか、2台の後ろを走行していた車両はダンプカーと衝突した。
ダンプカーを所有する産業廃棄物収集運搬業者によると、ダンプカーは那覇市の解体現場から出たコンクリート廃材を西原町の工場に運搬していた。事故発生時は西原町の工場から那覇市の解体現場に戻る途中で荷台には何も積まれていなかったという。事故発生の約20分前に西原町の工場に立ち寄った際、男性運転手は体調不良など、変わった様子はなかったという。
浦添署によると、現場にはダンプカーのブレーキ痕などは残されていなかったという。同署は何らかの原因で男性運転手が運転操作を誤り、車両と衝突し中央分離帯を乗り越えたとみて、事故発生時の詳しい状況を調べている。
現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。事故発生当時は雨が降っていた。事故処理に伴い、現場付近の国道330号は両方向で交通規制が敷かれ、北向け車線で最大2・3キロの渋滞が発生した。