私の思いと技術的覚え書き

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ブラック企業

2021-04-25 | コラム
 下記に転載した大東建託の従業員の凶行事件の記事を目にした。
 直ちに連想したのは「超ブラック企業」で、経営者が相当歪んだ人物だろうと云うことだ。つまり、極端なインセンティブ給与(歩合比率の高い給与)を平気で行い、個人の人権などまるで頓着しない人物像が想像できる。

 これは、例えて見れば、JR西日本・福知山線で大脱線事故のことを、後刻「事故は個人の責任」と云ったとされる井出正敬(元会長だという)と同じだ。

 参考までに、大東建託HPより、同社社長のトップメッセージと、経営理念を切り取って転載しておく。如何に空虚な寝言を提示しているかという見本だろう。



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「大東建託」社員が顧客をハンマーで殺人未遂、自宅に放火 背景にある”異常”なノルマ
記事提供終了日:2021/8/25(水)  デイリー新潮
 かぼちゃの馬車事件を引き起こした「スマートデイズ」、施工不良問題の「レオパレス21」と不祥事が続き、サブリース業界は逆風の最中にある。世間から向けられる目は冷たく、新規の契約獲得が儘(まま)ならないため、業界最大手の「大東建託」では、支店ぐるみでの「不正契約」も横行。とはいえ、社員が犯罪行為に手を染めるのは、元はと言えば、大東建託の「超ブラック体質」が原因というほかなかった。遂には、追い詰められた社員が顧客を襲う重大事件まで発生したのだ。

 長野県警によって、大東建託の松本支店に勤務する当時43歳の社員が顧客を殺害しようとして逮捕されたのは、2015年のクリスマスのこと。のちに、社員は現住建造物等放火、詐欺などの罪にも問われることになる。その裁判を通じて明らかになったのは、社員を犯罪へと走らせる大東建託の過酷なノルマ至上主義だった。

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