つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

MRI

2019-03-26 19:08:47 | 日記
私事です。
ここでは、毎日あったことを乱雑に書き連ねています。
昨日から急に頭痛が始まりました。
幸いにも、過去には頭痛の経験がありませんでした。
ですので、ちょっと不安になり、脳神経外科を受診しました。

◆初めてMRIを経験しました
 おいら、頭痛に関しては、まったくのしろうとです。
 なんせ、過去経験がないので、世間で頭痛の話題があってもまったく話についていけません。
 そんなおいらが、昨日から頭が痛くてしかたがありません。
 おお、これが頭痛か、とちょっぴりのうれしさ半分、不安半分です。
 何か重大疾患が伴っていないのか、つまり、脳腫瘍とか脳内出血とか・・・
 そこで、近くの脳神経外科を受診してきました。

 問診のあと、じゃあ検査をしましょう。
 血液検査(採集)。
 首の周囲のエコー検査。
 首周辺のレントゲン検査。
 そしてメインイベントのMRIです。
 数億円くらいする装置らしいです。
 ベッド上で頭を固定され、暗闇の中を進みます。
 ガランガランとかジージーとかウィーンとかの音が不安感を募ります。
 結構な時間(10分くらい?)後、はい終わりました、との声。
 画像の作成・解析・診断で、小一時間待ちます。

 そして、運命の結果発表です。
 先生の第一声は、「きれいな脳です」。はぁ、そんなの褒めてもらっても全然うれしくないし・・
 黙っていると、脳はきれいな状態で出血も見られませんし、腫瘍も見受けられません。
 頭痛の原因は、神経系統の可能性が高いと思います。
 ですから、痛み止めと、神経の働きを弱めるおくすりを出しておきます。とのことでした。
 まずは一安心です。あとは薬を飲んでゆっくり休んで明日に備えることにします。
 MRIの中で、亡くなった両親の空き家のことや、増えすぎた銀行口座の整理等が必要だなと考えていました。
 人生何があるかわかりませんので、普段から断捨離を意識しておくことが必要かもしれませんよね。
 
 
 
 

 
 

大きなこと 「老子」

2019-03-25 17:00:09 | 日記
現在の中国の振る舞いには、いろいろと議論の余地があります。
でも、中国二千有余年の歴史は、間違いなく偉大なものです。
そして、その知恵は現代社会にも十分生かせます。
今日はそのひとつ「老子」から。

◆大きなことを為さないから、大きなことを成せる
 海に沿って生きるものは、漂っているかのようであって、
 何にも拘束されず、右にも左にも動くことができる。
 
 功を成しつつ、事を遂げて、
 しかもその功績は認識されず、名付けられもしない。

 万物が帰順しても、その主となることはない。
 そうして常に無欲であって、
 そのありさまは「小」と名付けられるべきだ。

 万物が帰順しても、その主となることはない。
 そのありさまは「大」と名付けられるべきだ。

 こういうわけで、聖人が大きなことを成すのは、
 大きなことを為さないからである。
 それゆえ、大きなことを成す。


文は平易なんですが、意訳は難解です。
特に第三段・第四段は、よくわかりません。
ただ最終段(第五段)を読んでわかったような気がします。
 

企業価値の算出

2019-03-24 20:03:43 | 日記
世の中では、M&Aが増えています。
その場合に、合理的な買収価格はどのように決まっているのでしょう。
買収企業が上場企業でも、買収価格は被買収先の希望により価格非公開という発表をよく目にします。
濡れ手に粟となってないのかな。既存株主の権利は毀損されてないかな、またしても、聞いたり、調べたりしてみました。

◆企業価値の算出手法
 企業価値は、伝統的な手法では「純資産」でした。
 つまり、総資産EV(エンタープライズバリュー)から、他人資本分D(デット)を差し引きました。 
 主に不動産のBV(ブックバリュー、簿価価値)を、実勢価格への見直しは当然に行います。
 しかし、これだけでは現支配者(自己資本所有者)は、売却に応じません。
 
 そこで、現支配者が売却に応じ、かつその高値の理論武装のために、DCF(ディスカウントキャッシュフロー)方式を網み出しました。
 つまり、EBITDA(イビットダ:償却前・利払い・税引き前利益)の〇年分を現在価値に割り引いたものです。
 この〇年は、業種により5年とか8年とか設定します。
 現在の設備が、このままCFを稼げるか、追加の設備投資が必要かで判断するようです。
 これにより、買収価格は高次元となりますが、これでもM&Aが成立しない場合があります。
 ここで知恵者?は、さらに高価格を追認する理論武装を行います。

 当初の純資産は①資産価値に当たります、そしてDCFは②利益価値と呼びます。
 さらに高く評価するために、③成長価値を編み出しました。今後利益が成長する だ・ろ・う・ を上乗せするわけです。
 そして、①+②+③=企業価値とするのです。当初からずいぶんと高くなります。
 しかし、これでなければM&Aが成立しません。
 M&A仲介業者〇コフ等もフィーが高まります。みなさんハッピーです。
 細かいことを言えば、ゴールデンパラシュート(役員退職慰労金)や、会社資産の控除(社有車ベンツの現社長引き取り)等
 差し引きも発生します。
 そして、苦しむのは、買収企業の株主です、投資価値に見合った利益創出が継続的に可能かどうかです。
 M&Aを成立させるために、①+②+③などとどんどん上乗せして、コンプライアンスはいいの?

 いいんです。
 嘘も百回言うと本当になるそうです。つまり、逆説的に言うと一般人は何十人が声を上げても無視されます。
 そこで、有識者・有資格者の登場です。彼らのお墨付きは一定の重みがあり、それなりの説得力を有します。
 つまり、〇コフがいいと言えばいいのです。かくしてM&A成立です。
 あとは、取締役会承認、監査役会追認、監査法人意見なし、株主総会報告で終了です。
 まあ、参加プレイヤーが減りますので、アバウトそのうちによくなるのでしょう・・・
 


 

DgSの商圏人口

2019-03-23 19:00:27 | 日記
休日に、都会から離れてドライブに行くと、ずいぶん田舎にDgSがあったりします。
えっこんなところで商売が成り立つの?というような場所です。
どういうことなのか、知っていると思われるスタッフを質問ぜめにしてみました。

◆DgSは人口どれだけ居れば成立するのか
 基礎となる考え方は、総務庁の家計消費調査なんだとか。ほう、結構科学的なのかな?
 一般世帯で年間60~70万円くらいを想定するらしい。
 そんなデータを用いると、まあ諸説がありますが、必要商圏人口はSMは2万~2万5千人くらいらしいです。
 これに対し、DgSは1万~1万2千人くらいで可能らしいです。
 ただ難しいのは、商圏を独り占めするわけではないので、競合店の影響度の考え方なんだそうです。
 競合店があり、売り上げを半分に見込むと新店舗は成立しなくなりますので、なぜか影響度は30%とか鉛筆を舐めます。
 競合店が2店舗あると、売り上げは三分の一になるのではなく、影響度50%とかで調整します。
 不思議な世界ですが、どの企業も似たような考え方のようです(そうしないと、新規出店できないから)。

 さらに、上記の考え方を発展的に?推し進めて・・・
 競合店の居ない無店舗エリアでは、商圏人口8000人でも出店しようという風潮に、えっ1万~1万2千人はどこへ?
 それでも、出店ポイントがみつからないと、商圏人口6000人でも出店しよう、という結果が田舎でのDgS新店の状況です。
 つまり、最初に会社として年間〇〇店舗の新店を作るという方針があって、あとはそれを追認する形でデータ整理をする訳です。
 なるほど、こりゃぁDgSの新店競争が続くわけです。
 いまのところ、大過なく出店が進んでいるようですが、田舎ほど人口減少スピードが激しいとも聞きます。
 こんな状況が、はて、いつまで続くのでしようか。
 先ほどのスタッフは、あとのことはわからないけれど、当分はこの方針でいいと思う、とのこと。
 田舎の店舗が、時限爆弾にならなければいいが、と考えるワークです。
 
 
 

積善の家

2019-03-22 17:10:42 | 日記
中国の古典に「積善の家には必ず余慶あり」とあります。
「日々善行を重ねる人や家には、必ず子々孫々まで善きことがある」という意味だそうです。
京セラの稲盛さんは、ビジネスの世界でも同様と説きます。
日本でも「相手に善かれし」ということを商いの規範としてきました。
今から300年前の石門心学の祖、石田梅吉は、商いの真髄について、次のように述べています。
「実の商人は、先も立ち、我も立つことを思うなり」と説いて、本当の商人とは相手が喜び、そして自分も喜ぶような
商いを考えるものだと商人を諭しているのです。
この考え方は、現在まで連綿と続く日本の商道徳の基盤を形成しています。

◆積善の家には余慶あり
 また、そのような日本人の精神性は、次のような言葉でも表現できます。
 それは、誠実、正直、真摯、謙虚、感謝、そして慈愛です。
 また、これらの言葉が表す概念は、決して日本独自のものではなく、キリスト教をはじめあらゆる宗教が教えている「善きこと」
 であり、洋の東西を問わず、人間が最も大切にすべき規範となっているものです。

 また、このような高い精神性、つまり高邁な倫理観は、現在のビジネス世界でも求められているものではないでしょうか。
 世界にとってもこのように高い「倫理観」が求められるのではないでしょうか。
 そのようなことから、私は日本の「文化」が培ってきた、日本人の「精神性」「倫理観」を前面に押し出すべきと思います。
 もちろん、欧米のマネジメントシステムとその考え方の中で、取り入れるべきものは取り入れ、学ぶべきものは徹底して学ぶ
 ということが必要です。
 つまり、真の意味での和魂洋才を実現することができれば、日本人の経営は必ず国境を越えて成長できるはずです。


起業家がグローバルに成長するにあたり、心すべきことについての講演の一部です。
単なる精神論ではなく、実際にご自分の深い知恵と宗教観に根差す行動があってこその言葉で、説得力があります。
心の奥底にとどめておきましょう。