昨年、俺たちの地域の南相馬市旧太田村の米から100ベクレルを超えるセシウムが検出され、
みんなの米作りの意欲を失わせてしまった。
その原因は砂地特有の地質にあるということだったが、実際には原発から放出した放射性物質が原因だったんだよ!!
原発からはもう放射性物質は放出されないと言われてきたけど実際には放出され続けているということなんです。
政府はそんな状況で農業を再開させるなんて簡単な考えでいいんだろうか?
米は全袋検査で確認しているが、農産物は出荷時にサンプルを採り検査しているだけで全数しているわけではない。
サンプルに付着していればセシウムが検出され出荷停止になるが、サンプルに付着しないでそれ以外のものに付着していることもある。
また、検査して非検出と確定してから原発から放射性物質が放出され付着することもある。
福島第一原発の廃炉作業が終了するまでは膨大な年月がかかる。
農水省は安易にとらえているが、20km以上離れたところで起きたこの問題はこれからも起こり得る重大な問題だと俺は思う。
この問題で緩和しつつあった風評被害が深刻にならなければいいんですが。