還暦を前にした、青森行き当たりばったり車中泊の旅Part 3。
Part 1は、 こちら
Part 2は、 こちら
恐山参拝を終えいよいよ大間岬へ。
恐山から薬研温泉方面へ向い風間浦村の海岸線沿い国道279号へ抜ける。
狭い林間の道路をうねうねと走り続けて出た海岸線は気持ちいいですね。
景色を眺めながら約1時間30分のドライブ。
意外と遠かった。
大間岬はきれいに整備されていて昔の面影が無い。
お土産店や飲食店が多く、無料のキャンプ場も整備されていました。
キャンプ場の周囲には名産大間マグロの店が並んでます。
トイレや炊事棟もきれいだし、ここでマグロを食べながら一杯なんていいですねぇ~。
当初はここで宿泊を考えていたけど、
時間が早いので、マグロを食べたら先へ進みます。
殺風景だった記憶に無い大間岬は、
きれいに整備され観光地で多くのお客さんが訪れてました。
この石碑で撮った写真が残っているけど、
41年前の面影は、この石碑と「大間岬」の石碑だけかな?
まぐろ一本釣りの像
マグロと腕を結ぶ糸がないので何をしている像なのかわからないよね。
この角度だと雰囲気あるかな?
やっぱり糸が欲しいな。
昼食はもちろん海鮮丼で大間のマグロを食う。
いろいろと悩んだ結果チョイスしたのは、
「食事処 魚喰いの大間んぞく」さん。
平日のせいか12時台でも並ばないで入店できました。
あの2013年築地市場初競で1億5540万円の値をつけたマグロを釣り上げた漁師が営む店です。
大間のマグロのシーズンは7月中旬から翌年の1月までなんですね。
と言うことは、シーズン前なのかぁ~(*_*)
大間の名産は、
マグロ、あんこう、うに、いかみたいです。
今の旬はうにですね。
もちろん大間と言えばマグロなのでマグロ料理がメイン。
丼ぶりものはマグロの大トロ、中トロ、赤身を味わうものと、今が旬のうにとの二色丼。
悩んだ結果、
マグロは旬では無いので、
今が旬のうにとマグロの丼ぶり2,600円を注文。
一番人気みたいで俺でうには売り切れでした。
うに・マグロ丼。
マグロは中トロ2切れと赤身4切れで大トロはありません。
生うには毎朝獲ったものを剥いた新鮮そのものです。
味噌汁はわかめ汁。
たこの刺身付。
小鉢はひじき煮。
大間のマグロとうにがこれだけのって2,600円は安いと思う。
マグロは塩釜で美味しい生マグロを食べたばかりなので、
それほどの感動はありません。
と言うより、やっぱり生マグロには劣りますね。
うにはとにかく美味しい。
いろんなところでうにを食べてきたけど、
格安で美味しいのは青森ですね。
ちょっと思い描いていた昼食とは変わっちゃったけど、
大満足の海鮮丼でした(^^)v
大間にある温泉に入浴してキャンプ場で宿泊予定だったけど、
まだ時間にゆとりがあるので先へ進み、
仏ヶ浦を目指します。
佐井町にある仏ヶ浦。
ここは観光遊覧船に乗って海から向かいのんびり見物して、
2日目だったら佐井町の「ぬいどう食堂」でうに丼食べたかったんだよねぇ~。
でもうには食べたから我慢して、
雨が降って来たから遊覧船も我慢して、
車で直接仏ヶ浦に行きます。
途中、車中泊で食料が調達できないと困るので、
スーパーマーケットMAEDAで夕食を調達。
仏ヶ浦駐車場は15時頃到着。
小雨が降り始めているので傘を差しながら散策を強行。
海岸はかなり下に見下ろせます。
ひたすら下り続けると言うことは帰りは登り続けると言うことなんだよね。
下り続けること約15分。
仏ヶ浦の入口の祠には地蔵菩薩が祀られている。
地蔵堂
まずは仏ヶ浦港に行って全景を眺めます。
海の中を見るとうにばかり。
獲って食べたいけど我慢。
雨がぱらついて光がないので写真写りが悪いですが、
肉眼で見た景色は圧倒されます。
港から離れて奇岩内を散策。
途中で出会った女性二人組とちょっと立ち話。
「素晴らしい景色ですね。どちらからお越しですか?」
「福島県南相馬市です。」
「へぇ~ 私たちも南相馬市の小高ですよ。」
「こんなところで出会うなんて凄いですね。」
と言うように青森県下北半島まで来て同じ南相馬の人に会うなんて凄いよね。
しかも、たった二人組しかいないのに。
雨さえ降ってなければもっとのんびり散策したいところですね。
帰りは予想通り心臓の弱い俺にとっては苦痛の登り。
やっぱり船で来ればよかった。
でも、ちょっと大変だけど行ってみる価値は充分にありますね。
次は、いよいよ今宵の宿探し。
海岸線を走り「道の駅 わきのさわ」がいいなと思っていたら、
途中から道を間違っていたみたい。
じじいは雨が強くなってきたから標識を見落としたみたいですね。
道なりに走って行くと標識に「湯野川温泉」発見。
行ってみると渓流沿いに立ち並ぶ温泉郷に到着。
日帰り入浴施設「濃々園(じょうじょうえん)」に入ることにしました。
入浴料380円
泉質は、
アルカリ性単純泉
効能は、
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性、病後回復、健康増進、など
下北半島には温泉が豊富でいいですね。
ここからむつ市に向かいます。
恐山から見えた「釜臥山(カマフセヤマ)展望台」。
下北半島の最高峰で展望台からは360℃の大パノラマだそうで、
夜景も素晴らしいと聞いたので行ってみることにしました。
朝に恐山に向かっていった道を登り、途中から釜臥山を目指します。
雨が降っているので展望は期待できないけど、
夜景を見ながらの宿泊を期待して行ってみたが・・・・。
なんと、
途中に自衛隊の検問所が。
時間内では自由に入退場可能ですが、それ以外は閉門されるみたいです。
行ってみてわかったことは
、
展望台だと思っていた建物は自衛隊のレーダーだったと言うこと。
ガメラレーダーという新型のレーダーで、
弾道ミサイル攻撃に対して、検索、探知能力を有し、弾道ミサイルを追尾できる国産の地上レーダーだそうです。
展望台はその下にあり自衛隊の警備員が見張っていました。
と言うことで見学のみの入場。
外は雨なので展望は良くありません。
むつ市方面。
天気が良ければ「光のアゲハチョウ」と称される夜景が見られるそうです。
津軽海峡方面。
なんだかわかりません。
恐山方面。
天気が良ければなぁ~(T_T)
展望台には宿泊できないので、途中の陸奥湾の展望台を今宵の宿に決定。
翌日にわかったことだけど、
ここの場所も自衛隊の管轄だったみたいでゲートが閉まるようでした。
今宵の食事は途中のスーパーで仕入れたお惣菜とうに。
大間岬の売店で仕入れた殻付うに500円。
これがうまかったぁ~(^^)v
やっぱり冷蔵庫の威力は凄いですね。
下北半島ほぼ一週した一日目は終了。
寝不足気味のじじいはちょっとのビールで熟睡したそうでした。
2日目はどうなったのか?
お楽しみに!!
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