相沢祐一の『北信越(北陸・信州・越後)』乗り撮り鉄道記

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6月15日に「旧 神岡鉄道」跡をめぐって来ました(その5・旧飛騨神岡駅、旧神岡大橋駅跡にて)

2008-06-25 22:20:40 | 北陸地区の「乗り鉄・撮り鉄」記



ここからは『旧 神岡町』市街へ向かいます。



次の駅は「旧 飛騨神岡駅」です。一応「高架駅」です↓
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ホームは高架橋にあります。


裏からです。1面1線のホームですね↓
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駅舎です。国鉄時代の駅舎ですが「神岡鉄道」へ転換時は無人駅でした。
写真の美容室は「神岡鉄道」時代から営業していました。(この時は、営業しているかわかりませんでした)↓
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ここで引き返しました。(雰囲気が立ち入り禁止のような気が・・・)


どうやらこの駅が「旧 神岡町」の中心だったようですね。(案内図があるので・・)↓
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こちらの方は「神岡町」時代の物ですね。(年期が入っています)



駅周辺は駐車場も何もないので、長居はできません。また次の駅へ移動します。



しばらくして、「旧 神岡大橋駅」に着きました。入口近くの「きのこ形」のトイレです↓
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隣に駅ホームへ通じる道がありました。


駅ホームです。待合室は撤去されていました↓
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「弁財天」の祠、と「駅名版」でした。今はその名残しかありません。


ホームからそれぞれの方向を見ます。まずは、猪谷方面です↓
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終点方面です。線路の状態は良いですね。今にも列車が来るのではないかと思いました。
(他は雑草だらけでした。ここから終点までの線路はきれいです。何かに使っているのでは?)


このようにほとんどの駅で、バス停を見る事ができます。(代行バス代わりでしょうか?)↓
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この撮影後、移動しました。



終点の「旧 奥飛騨温泉口駅」までは、間もなくです。(移動途中で撮影)↓
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このカーブを曲がればすぐです。



こうして、後は終点の「旧 奥飛騨温泉口駅」のみとなりました。実際に降りた唯一の駅です。



あれからどうなっているのでしょうか?


それについては「その6・終点『旧奥飛騨温泉口駅』跡にて」でお送りいたします。それでは・・・・





        Written by ブツクサ・ボヤッキー



6月15日に「旧 神岡鉄道」跡をめぐって来ました(その4・旧漆山駅、旧神岡鉱山前駅跡にて)

2008-06-24 22:05:00 | 北陸地区の「乗り鉄・撮り鉄」記
前回は、「旧 茂住駅」を出たところまででした。



次の駅へ向かいます。(ナビを更新しないのもいいね!!)



「旧 漆山駅」へ到着しました。その近くの踏切です↓
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こんな感じで放置するのでしょうか?


とりあえず踏切の右側です↓
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トンネルはふさいでありました。(望遠で撮影)


では踏切の左側にある駅ホームへ向かいましょう。(本当にここに駅があったのかな?)↓
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これは何でしょう?(結局、わからず・・・)


駅ホームです。元々駅舎もない無人駅です↓
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ここまで荒廃が進むと、本当に2年位前まで鉄道が走っていたのかわからないです。


「寿老人」の祠だったのですが・・・↓
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ここに駅名版がありました。(もう、いちいち解説はしません)


ホームの端まで行きました↓
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これ以上は危険なので、引き返しました。


・・・という事で「旧 漆山駅」をあとにしました。



次の駅は、「旧 神岡鉱山前駅」です。昔の「神岡鉄道本社」があった所です。唯一の有人駅でした。
(途中で「奥飛騨温泉口駅」に本社が移転しました)↓
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廃線の線路を使って何かイベントをやるようです。


とりあえず駅舎に入ってみましょう↓
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・・・と思ったら、シャッターで閉鎖していました・・・orz


それもそのはず、元々「神岡鉄道」は『神岡鉱山』のためにあった鉄道と言ってもいいくらい、貨物輸送に全体の約8割強を依存していたのです。むしろそれだけでやってきた鉄道でした。


その『神岡鉱山』です。(現「神岡鉱業」)↓
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しかし、2004年10月15日をもって「貨物輸送」は廃止された事により『神岡鉄道』の命運も尽きてしまいました。結局、それがとどめになって2006年11月30日で廃止されたのです。


これであきらめて・・・と思ったら、近くに駅の裏側へ行ける道を発見しました↓
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ビンゴ!!です。駅近くまでいけました。


もっと先に進もうと思いましたが、ここから先は立ち入り禁止なので断念↓
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望遠で撮影しました。(駅名版跡も祠も確認できず・・・)


再度、線路を確認。手前の途切れている線路が「工場専用線」でした↓
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反対から見ました。線路はすべて撤去されていました。


仕方が無いので、そのまま歩いて行きました。(農道みたいな感じになっていました)↓
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本線のトンネルです。(ふさがっていました)


さらに歩きます。まるで遊歩道みたいです↓
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あ、あれ?・・ここで途切れている・・・どういう事?


本来ならここから鉄橋を伝って、工場へ直接線路が延びていたのですが・・・2007年に鉄橋も撤去された事がわかりました・・・orz


多分、ここが向こうまで線路が延びていたところかな?・・・↓
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撤去前に行きたかった・・・orz



・・・との事で「旧 神岡鉱山前駅」をあとにしました。
あとは終点も含め3駅があります。これ以降は「旧 神岡町」市街を走ります。


次の駅は、「旧 飛騨神岡駅」です。その次は、「旧 神岡大橋駅」です。さらにその後が終点の「旧 奥飛騨温泉口駅」です。(「旧 奥飛騨温泉口駅」については次々回で・・・)


次回は「その5・旧飛騨神岡駅、旧神岡大橋駅跡にて」をお送りいたします。それでは・・・





        Written by ブツクサ・ボヤッキー



6月15日に「旧 神岡鉄道」跡をめぐって来ました(その3・旧飛騨中山駅、旧茂住駅跡にて)

2008-06-23 22:33:53 | 北陸地区の「乗り鉄・撮り鉄」記
前回は、猪谷駅を出発して旧『神岡鉄道』沿いに移動し始めたところまででした。


幸い自分の車には「ナビ」がついているので、余裕で行く事ができます。




・・・えっ!!2年も前に廃線になった線路なんて「ナビ」が検索するはずがないって・・・


   ・・・甘いね・・・甘すぎるよ・・・・自分の車は大丈夫です!!


   なぜって・・・そりゃ・・・




  ナビシステムのソフトを更新していないから!!


これにつきますね・・・(自慢できるのではないだろうが!!!!)
まあ、このおかげで全駅跡をたずねる事ができるのだからいいものですね。



とりあえず、最初に「旧 飛騨中山駅」へ着きました。
もう看板もないので最初は「本当にここ?」と思いました↓
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ここまで登るとたしかに駅ですね。(でも約2年の月日がすべてを変えたような気がします)


さてホームに行きます↓
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線路は残っていました。今にでも列車が来るのでは?と思うくらいです。


「毘沙門天」の祠がありましたが・・・↓
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中身は撤去されています。


ここに「飛騨中山駅」の駅名版があったのでしょう↓
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すでに撤去されていました。


駅ホーム跡には、この「雨量計」と・・・↓
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積雪計が残っていました。


トンネルは一応ふさがっていました。(望遠で撮影)↓
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線路はそのままでした。(いつかは撤去するのでしょう)


とりあえず、下の道路へ降りましたが・・・↓
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看板もないので、かつてここに駅があったなんてわからないでしょうね。



それから、車で移動し・・・次の「旧 茂住駅」へ到着しました↓
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廃線になったので遮断機が降りるなんて事はありません。


当然、駅舎はどうなっているか?でしょうか↓
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内部はこうなっていました。(・・って鍵かけろよ・・・戸開いていたぞ!!)


線路内は一応「立ち入り禁止」ですが・・・↓
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線路外は歩いても大丈夫みたいです。(・・・というか、いいかげんだよ)↓
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このトンネルはふさいでなかったのですが、危険を感じここで引き返しました。


ホームへ行きました。昔は1面2線ホームでした↓
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神岡鉄道の時は1線のみになっていたようです。


ベンチへ近づくと、また祠がありました↓
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「福禄寿」とありますが、中身はありませんでした。


ここに「茂住駅」の駅名版があったのでしょう。当然撤去されていました↓
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こちらのトンネルはふさがっていました。


このベンチはまだ使えそうでした↓
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実際、自分がすわっても何も起こりませんでした。(起こってもらっちゃ困るのだが・・・)


駅舎からみた集落です。橋との景色は最高です↓
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言い換えれば駅と集落との距離がありすぎました。これも「神岡鉄道」が衰退した原因と思われます。


線路跡に「携帯電話」の基地局アンテナがありました↓
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「J-PHONE」って、今は「ソフトバンクモバイル」になったんじゃ・・・



こうして、「旧 茂住駅」を離れた自分は次の駅の「旧 漆山駅」へ向かいました。
その後は、「旧 神岡鉱山前駅」も行きましたが・・・・・


それらについては、「その4・旧漆山駅、旧神岡鉱山前駅跡にて」でお送りいたします。
それでは・・・・





        Written by ブツクサ・ボヤッキー



6月15日に「旧 神岡鉄道」跡をめぐって来ました(その2・猪谷駅から行ってみよう!!)

2008-06-23 21:05:35 | 北陸地区の「乗り鉄・撮り鉄」記
前回は、プロローグとしての意味合いが強かったです。


タイトルどおり、旧『神岡鉄道』の起点でもあった「JR猪谷駅」へ向かいます。



猪谷駅へ到着しました↓
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「神岡鉄道」廃止までは、ここから角川まではバス代行でした。(水害のため)


猪谷駅ホームへ行きました↓
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JR東海所属車両が来ていました。



ここです。「神岡鉄道」専用ホームは!!・・・↓
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以前にも紹介しましたが、線路は撤去されていました。



駅舎に戻ります。JRの運賃表はありますが↓
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ここには「神岡鉄道」の何かがあったような気が・・・(忘れてしまった・・・orz)



駅舎を出て少し進むとトンネルが見えました↓
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右側に見えるのが、高山本線です。左側にうっすら見えるのが旧「神岡鉄道線」ですね。



こうして、猪谷駅を出ました。そして、旧「神岡鉄道」に沿って移動しました。


それぞれ旧駅跡を見つけるのですが、それについては「その3・旧飛騨中山駅、旧茂住駅跡にて」でお送りいたします。それでは・・・・





        Written by ブツクサ・ボヤッキー



6月15日に「旧 神岡鉄道」跡をめぐって来ました(その1・プロローグと・・)

2008-06-22 21:17:42 | 北陸地区の「乗り鉄・撮り鉄」記
2006年11月30日・・・一つの第3セクター鉄道が消えていった。その名前は『神岡鉄道』


JR高山本線の猪谷駅から始まり、「奥飛騨温泉口駅」までを結ぶ非電化鉄道だった。
2006年の富山ライトレール開業イベントついでに乗車した事があるが、後にも先にもこれ一回きりだった。



神岡鉄道とは、そもそも「国鉄神岡線」として昭和41年の開業当時は地元から歓迎された鉄道ですが、自動車の普及で乗客が少なく赤字国鉄線の整理により、昭和59年に国鉄から第三セクターになりました。
神岡鉄道として第三セクター鉄道に転換された後も、神岡鉱山からの硫酸輸送を行ってきたが、神岡鉱山を運営する神岡鉱業がトラック輸送に切り替えたため、2004年10月15日限りで硫酸輸送を終了。同年12月31日限りで貨物営業が休止された。収入の7割以上を占め経営の柱であった貨物輸送がなくなり、旧国鉄からの転換交付金も底をつく見込みであることから、2005年6月29日に神岡鉄道は神岡線を2006年末限りで廃止する方針を決め、2005年8月2日の臨時株主総会で2006年12月1日廃止が正式決定された。


そして、2006年11月30日で廃止されました。



それから、約1年半・・その神岡鉄道跡がどうなっているのか?知りたいと思いましたが、やっとこの日に行く事ができました。


当然、鉄道はないので久しぶりに自家用車での移動となりました。(ガソリン代が高い・・・orz)



まず、上越ICから北陸自動車道で富山ICまで移動します。(結構、高速代もかかった)



富山市へ到着したが、ちょうど昼時だったので食事するために市内へ・・・


そこで見つけたのが「富山ブラックラーメン」の店でした↓
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「大喜」と言う店です。元祖だけあって期待がかかります。


メニューは至ってシンプルです↓
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では「富山ブラックラーメン」を食べてみましょう↓
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        しょっぱい!!


しょっぱいよ!! しょっぱすぎる・・・・水を何杯飲んだかわかりません。
濃いですね・・・orz(スープ飲めませんでした)


やはり、独特の食べ方があるのでしょうか?



店を出て、近くのコンビニへ行って、コーヒーを買って飲みました。(当然、無糖ブラックだったのがなんたる皮肉)




・・・・と言う事で、このまま『神岡鉄道』の起点であった、JR猪谷駅へ向かいます。


そこからは「その2・猪谷駅から行ってみよう!!」でお送りいたします。





        Written by ブツクサ・ボヤッキー