84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

秋分の日

2007年09月25日 | Weblog

 

 9月21日 もろこしの枯れて影ひく幾何模様
 9月22日 芋虫の空まで続く磴を往く
 9月23日 雨一夜節目つきたる秋分の日
 9月24日 大黒の彫り深まれり萩の風
 9月25日 赤愛ずや白も耀く曼珠沙華

 今日は「十五夜」。気象予報によると”午後から晴天、中秋の名月間違い無し”である。「暑さ寒さも彼岸まで」 あの酷暑は幻覚だったのか!? 身近な人間界も懸案の節目がついたようだ。安倍さんから福田さんへの政権移行、朝青龍不在の秋場所で一人横綱白鵬の優勝など。立ち枯れた玉蜀黍の残骸が描く幾何模様のオブジェ。芋虫が天まで続く杜の石段を這い上がる。大黒天に萩の風。赤・銀の色鮮やかな彼岸花。”本当の秋だ”