その1
実家のテレビ BS放送が受信出来るようにアンテナを購入してきた
最近屋根やベランダに設置されているパラボラ型のアレ
これを自分でセットした顛末記
ネットで予習はしていたので仰角と方位角の設定はかなりシビアなものだということは分かっていた・・・つもり
でもその昔UHFアンテナだって自分で設置した
周りの家とおんなじような方向に向けるだけでちゃんと何不自由なく写っていた
アナログ放送が終了してもそのアンテナでデジタル放送も見れている
難しいといっても大丈夫だろう くらいに思って取り掛かった
設置した場所は屋根の上
2階の屋根に置いた脚立に乗り手を伸ばして単管マストを金具にボルトで締める少し不安定な姿勢を強いられる場所
足元も不安定
見る人が見たら少々危険な行為だろう
だから手際よく終了させたかった
おあつらえ向きの雪止め金具が比較的しっかりとしているのでそこに付属取り付け金具を据えマストを立てた
仰角設定38.2°は下で済ませておいたので方位角をあわせるだけだ
長野は221.9° おおむね南西方向に合わせた
空に遮るモノは無い
午後2時の太陽の位置
さあ完了 楽なものだ
部屋に戻りテレビON リモコンでBS
さあBS CSが見られるぞ・・
何も写らない 「信号がきていません」だと~お
テレビの信号診断メニューを実行したがすべてのチャンネルでゼロ強度
訳が分からなかった
取説をもう一度注意深く読むとアンテナのコンバーターはテレビ側から電源を供給しているらしい
だからテレビ側の設定でこの電源をONにしなければいけないようだ
これはテレビの取説でクリア
さあどうだ やっぱりだめだった
ますます訳が分からなかった
ベランダのような所だと気長に少しずつ角度を調整できるのだろうが
自分の場合は少々危険な場所 しかも一人
脚立に立ち少し動かす 部屋に戻り結果を見る・・
そんな悠長なことはやってられないのだ
この状態をいかに解決するか
もう一度ネットで検索
すると測定器なるものがあるらしいことがわかった
機器に通すことにより信号強度を可視化してくれるようだ
「これだ」
値段は3000円強 少し痛いがもう頼るしかない
佐川さんが届けて来るのが待ち遠しかった
手元に機器到着 想像していたより小さく軽くかった
がその容姿以上に自分には心強い助っ人に見えた
説明書を良ぉ~く読みいざ屋根の上
少しづつアンテナを動かして行くと
どうだ 希望に満ちた赤いLEDライトが点灯するではないか
「やったぁ~」これで自分もBSライフ 折からのワールドシリーズ第4戦も見れるぞ
意気揚々部屋に戻りテレビON
・・・・・・・・・・何も写らなかった(北方水滸伝 石橋凌さん風に)