MMS君からワイヤーを丸く加工することが出来る道具のURLが送られてきた。
アクセサリー用の輪を一工程で作る工具の動画で、真鍮線、アルミ、銅までが推奨らしい。
購入した人のコメントには「ルアー制作で購入しました」という人もチラホラいて
海外の方が実際に鋼線を曲げている動画もありました、確かに便利なツールでしす。
曲げながらワイヤーもカットも出来る機能もあり、鋼線は大丈夫なのかとも思いましたが
そのまま鋼線を使って加工している動画もあったりと、かなりハードな使用にも耐えるみたい。
ただ鋼線の場合はツールの耐久性はどうなのかな~という懸念は残りますね?
R曲げは1工程では出来ないからと、中には工具のカットするパーツを
サンダーで切り飛ばす動画もあったり(おじさん曰くモデファイしているとか)!
Jもおじさんのように切り飛ばして使いたくなったツールです!でも、いいお値段!!
MMS君も、そのツールのお値段が悩みどころらしいので・・
とりあえず周りにある物で何か代用出来ないかと?Jが試しで加工してみることに・・
工具セットの中にあった滅多に使わないペンチを加工してみることにしました。
なんとなくの構想なので適当な穴あけ。
こんな感じに開けました
最初は真ん中の穴を2段階で開けてワイヤー曲げてみましたが微妙で
同じ穴を使って別方向にも切れ込みを入れて更に実験。
5mmを途中まで3mmの穴は貫通させるつもりでしたが、片側は焼き入れしてあるのか
最後までドリルの刃が通らず。
U字に鋼線を曲げておく、ここはどうしても必要な工程になりますね。
内径3mmの予定
最初の構想はこの方向でワイヤーを潰そうとしています。
3mmのステンレス棒と一緒に挟もうとしするのですが、動いてしまい上手く挟めません。
ワイヤーを固定する溝が浅いので、潰す時に横に逃げてしまいます。
まぁ、良くある失敗ですが・・
1mmの鋼線なら、加工精度さえあれば上手くいきそうな感じはします。
次の案がコレ
ワイヤーが2本分が入って少し遊びがあるくらいの溝を作っているのですが
なかなかうまく溝が切れない。
ダイヤモンドヤスリで一生懸命広げています・・
最初に曲げたワイヤーを更に丸くする穴と溝にしたかったんですが・・
ステンレス棒を後から入れたり手間が増えてイマイチ・・
こちらも加工精度が悪いので、ワイヤーが逃げてしまいます。
丸くはなりますが修正が必要なレベル・・
別の方法を考えながら、ペンチも改良してきます。
加工する道具がボール盤と棒ヤスリと鉄ノコ(エアーツール)で限界がありますね。
※追記・・更に改良しました。
MMS君のワイヤー曲げに応えるために頑張りました♪
ちゃんと作ればいい感じに曲げれると思うんだけど。
特許とかとれるかも・・言い過ぎかな。
ここから画像が多いからね~頑張って見てね。
どうしてもステンレスの棒を保持して両手を使えるようにするために
プレート取り付け用の穴をあけました。
鉄用のドリルビットだと中々穴が開かずステンレス用でなんとか貫通。
プレートに3mm穴を開けてステン丸棒3mmを通す。
ステン丸棒がペンチの曲げる部分の中心になるように計って穴をあける。
最初の貫通しなかった穴はベルトサンダーで削りました。
試しにワイヤーを絞って見たら意外とすんなり曲がりました。
左手でワイヤーが逃げないようにラジペンで押さえていますが
前のようにステンの丸棒を持ちながらよりは楽になります。
いい感じにRになりました。
サイズはこんな感じ
丸棒の処理をどうしようか考え中・・
一度、ステンレスのネジで試したらワイヤーが抜けなくなりボツ!
何度か試しに曲げていきます。
鋼線は1mmがベスト。
1.5mmの鋼線は硬すぎてちゃんと曲がりませんでした。
アイとアイの距離は前のように板と釘の冶具で揃えるしかないかな・・
ピタッとワイヤーが閉じないのでサイドの穴で調整しています。
こちらはワイヤーの修正用ですかね~
なんとか通しワイヤがー作れました、距離は適当です。
ステン丸棒はペンチの幅でカットしました。
ステン丸棒は短くして固定の状態で曲げてみます。
これも問題なく曲がりますね!
いい感じに曲がっています。
修正用はこのぐらいにセットして
握れば若干ですが窄まりますね。
ここもペンチでサポートがいるかな~
丸棒のピンが抜け落ちないように穴にテープを貼ってます。
スポットで良いので溶接したい
ステンのフラックスじゃあ弱いよね?
内側は丸棒のヤスリとエアールーターで溝を掘りました。
反対側も加工、もう少し溝が深い方が良いんだけど手で削るのしんどいです。
プレートはある程度動いた方がいいのでナットも緩く止めてあります。
ペンチの形に合わせて加工しても良いけど面倒くさいのでとりあえず使えればいいかなと・・
適当なステーなので不格好ですがワイヤー曲げツールの試作品出来ました。
もっとキッチリ作れればワイヤーの形も均等になると思います。
1mmの鋼線専用ですが。
MMS君どうでしょうか?
材料はペンチ1本
3mmのステン丸棒2cm程度
ステンレスのステー3mm厚ぐらい
5Mのボルト・ナット
ボール盤で使ったドリルビットは3.0mm 5.0mm 6.0mm
ルーターと丸棒ヤスリ
※追記・・更にステン用ハンダでピンをとめました。
フラックスとステンレス用のハンダで一応固定しておきました。
盛り上がった部分はぺんちのほうの穴を貫通させるために削ったので干渉しませんでした。
ピンの付いたプレートは左右に動くようにナットを調整しました。
可動することでワイヤーの取り外しも楽になるし、調整用の穴の場合固定だと厳しい。
無骨だけどなんか愛着沸いて来た。
プレートはこんな感じに加工すればいいかな。
厚みはステンレスで3mmあれば十分のような気がしますが4mmあれば尚安心かな。
ピンはステン丸棒3mm基準でその前後があると良いかもね。
曲げのテストしてピンが外れないかチェック。
今の所ちゃんと機能してくれています。
あとは耐久テストですね、それはMMS君に頼んでみます。