人生で最初に手にしたエアーブラシはオリンポスのPC-100B。
先輩から「エアーブラシ買わね?」と言われ、単体のみを5000円で購入した。
その時は漠然とエアーブラシという物に憧れているだけで使い方すらわかったけど
その何十年後に仕事のメインツールとして使うなんて当時は思いもしなかった。
(学生の頃は、エアーブラシは文房具店のガラスケースの中の高価な物という認識で
まだフロンガスのボンベが普通に売られていた)
先輩に「絶対ニードルは曲げるなよ~」と渡されてからは暫くは使えなかったな・・
水性の絵の具でも使うとニードル抜いて掃除するのが怖かったので。
オリンポスPC-100B。(左が初めて手に入れたエアーブラシまだ現役で使えます)
ガス缶に直に取り付けて使うボンベ仕様のエアーブラシ。
画像はエアーホース用の1/8に変換するジョイントバルブを取り付けてるので
コンプレッサーのエアーが使えるようにしてあります。
カップは固定で小さいので、チョット手直ししたりする場合に便利。
当然、二ードルも何回か曲げたし、溶剤に弱い所はテフロンに交換もしました。
Jの使うメインブラシはHP-101(左)と73C(右)・・中身は同じです。
HP-101は最後に人が調整と検査をしたよという紙が入っている付加価値が付きで
ニードルの調整するカバーの色を変えて73Cとの差別化を図った物らしい・・
何処かのサイトでそんな記事を見たとおもう。
ケースに印刷された当時の値段で、たしか101のが1000円ほど高かったかな?
※追記・・今は会社がないオリンポス
オリンポスの製品を引き継いで販売しているショップからJも購入していましたが
現在はHP-101の右利き用は無いみたいですね・・
先ほども書いたけど73Cがまだ在庫があるみたいなので
特にHP-101に拘らなくても同じタッチの73Cを選べば良いだけです。
新HPー101は塗料カップが左右に付け替えが出来るタイプですが
穴を塞ぐカバーが塗装時の視線と重なり細かな作業がしずらいのでJは使わないです。
ルアー塗装の細かな作業の場合ブラシを顔の横につけるぐらい近づけるので
飛び出したカバーが対象物との射線?を遮り邪魔なのです。
新HP-101は実際に使ったことはありませんが、
BBリッチでカップの付け替え出来るエアーブラシを使ってそう感じました。
細かな塗装作業じゃないような場合なら問題ないブラシかと思います。
右利きのJは73Cがあるなら迷わずそちらを選びます。
Jは昔から使い慣れたブラシがオリンポスなのでちょっと拘りというか
消耗部品やスペアパーツの供給が気になるので書きましたが
国内外の色々なメーカーが販売されている今なら自分に合うブラシを選べばいいので
上記の書き込みは気にしないでください、安価な物も沢山あるし入手も楽ですしね。
因みにHP-101のニードルならタミヤのスプレーワークのニードルが使えるので
Jも曲げてしまったときは入手しやすいスプレーワークの物を使います。
近距離での塗装はルアーに当たって吹き返す塗料もあるので
塗料用の防毒マスクは必要不可欠になります。
吸収缶は塗装の数(塗料の量)にも寄りますが、息苦しくなったり
塗料の臭いがしたら交換時期ですので、すぐ取り換えましょう。
(メーカーの基準だと安全に使えるのは半日ぐらいです)
プラモデルでも他のホビー塗装でもノーマスクは危険です。
吸収缶の支給すらままならない会社は危ないですよ(実体験)