やんたけバス研究所 別館

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秘境路線バスをゆく、メイキングその1。

2016-02-14 21:52:00 | バスネタ
本が出るまで、黙っておくのはムズムズしていました。

記事を執筆するのに、当然ロケーションの下見、そして乗車&撮影とやっていますので、今回はその時の様子をお伝えしましょう。



新見駅より乗車。乗車日は土曜日で、平日は市内の病院から始発になっています。始発からは私以外2~3人の乗車がありました。市内をこまめに停車し少しづつ乗客が増えたのには少々驚きでした。



先に出発した天原行き。市内を巡回して目的地に向かうようですが満奇洞行とは市内の経路が違います。



なので、さっきスライドしたのに再びスライドするという、天原行きは不可解な経路をたどっています。



この路線の一発目のイベントであった唐松に向かう狭隘路、残念ながら拡幅工事が・・・・工事真っただ中だったので、唐松まではむかわず、位田のバス停で時間調整のため5分停車。ほんと一歩遅かった・・・。

この古いコンクリートの橋を渡り右折すると唐松のバス停・転回場があります。大昔はボンネットバスがその先にある橋を渡って突き当りにあった車庫に頭突っ込んで駐機していました。現在は住宅になっています。



上の画像の反対側は田津経由の経路になりますが、唐松系統と豊永(満奇洞)系統が併合され便数が減った時にわずか平日1往復に減っちゃいました。えげつない狭隘路を走行していましたが、コチラもほとんど拡幅されてます・・・。



井倉駅を超えると、伯備線の踏切を渡ります。そう言えば、踏切を渡る路線バスってそんなにないですねぇ・・・そうでもないか。



本数少ないのにスライドするんですよね。ドライバー氏が「もうそろそろ反対側から来るよ」と教えてくださいました。

乗車時に、「走行中、沿線の写真撮りまくるのでスミマセン」と一言告げておきました。何事もコミュニケーションが重要ですねぇ。




平日はココを大型車幅のU-MM117Jが走行します。平日に来たい・・・・。



このネコ、バスが来ても避けないんですよね。次の日、再会することになるんですが・・・・。



新見市内の路線は上限600円で打ち切りになるようです。乗りバスにとっては嬉しい措置。新見市の税金なんでしょうねぇ。



終点満奇洞のバス停にて。

満奇洞を訪れる観光客もちらほらいました。まさかバスで満奇洞に行く人なんかいると思っていなかったのでコレには驚きました。

ここで、バスに乗車していた女子大学生の3人グループに「何しているんですか?」と話し掛けられました。どうやら、大阪の大学生で新見の自動車教習所に合宿免許を取りに来てて、明日卒業検定なのでその前に折角なんで新見市を観光しているとのことでした。

なるほど、そういった需要もあるのか・・・・乗ってみないと分かりませんね。

それよりもカワイイ女子大生に話し掛けられ、こんなオッサンにスゴイ興味津々だったので物凄いテンションあがりましたわ。ただ、男が一人いたんでアレでしたが(笑)。

何回かに分けます・・・・。