やんたけバス研究所 別館

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井笠鉄道アーカイブその8

2012-11-08 22:56:00 | 井笠鉄道アーカイヴ
まだ続きます・・・・・。

さて、井笠鉄道の貸切車。
いすゞ・三菱のセミデッカーの次にやって来たのは富士重工R3!!。スタイリッシュな富士重工R3は爆発的な人気を見せ、あらゆる事業者に導入されたボディーなのはご承知の通り。岡山県下においても何社か導入されましたが、井笠鉄道が一番のヘビーユーザでありました・・・・。

ではコレをば・・・・

井笠鉄道 社番:Z8112 K-CSA650 昭和56年式

井笠鉄道の貸切車といえばコレまで一つ尺の短い11.2mクラスが導入されていましたが、富士重工R3導入より12mフルサイズの高馬力エンジンがチョイスされるようになりました。プレートから見ると昭和60年式になっちまいますが、元は岡22か1684と言う番号をつけていました。スケルトンタイプのスタイリッシュなボディーではありますが、この頃はまだトランクが1スパンしかないんですよね。

そしてコレは、

井笠鉄道 社番:F8209 K-MS615S 昭和57年式

もちろん三菱車も数少ないながら平行して導入されてましたわ。見ての通りボディーの仕様はほぼ一緒ですねぇ。判別点はやはりエンジンルーバーとホィールキャップですなぁ。フロントバンパーの隅っこが切れていますが、ネガはちゃんと写っていた筈なんですよね・・・この頃のプリントは店によって仕上がりが全然違ったんですわ・・・。

さらに!

井笠鉄道 社番:Z8308 K-CSA650 昭和58年式

この車両は行灯の形状が違うし、フロントタイヤ上にサボ挿しがついていますねぇ。実はローズライナーの予備車だったんですよ。そのため貸切から転用され最小限の改造を受けてたわけですわ。

以上の3点は平成6年秋に広島広域公園で行われたアジア大会の選手輸送バスに当てられていた時に撮影したものですわ。広島県内の貸切バスがかき集められ、それだけでは足りないので近県の貸切バスも応援に駆けつけていたわけですよ。そのおかげで、効率よく色々な車両を確保できた訳ですわ・・・・フィルム代・現像代・プリント代が物凄かったですけど(苦笑)。まぁ、大学生だったので金は無いけど時間はあったんでバイトして資金を用意し撮影に精を出せたわけです・・・・。

最後に、

井笠鉄道 社番:F8408 P-MS715S 昭和59年式

59年式となると三菱車はエアロバスと同じMS7系に順当になりますが、県内多くの事業者が前輪独立懸架のMS725を導入する中、井笠は車軸懸架のMS715を選んだようですわ。この車両もインフレナンバーになってますが、元は岡22か2158をつけていました。

まさかこの車両を撮影した時、チボリ公園・井笠鉄道、この両方とも無くなるとは思いませんよねぇ・・・チボリ公園なんかこの頃は夕方になると駐車場にバスが入りきれなくなり観光バスで大渋滞してましたから!・・・・・・ホント寂しい限りです。

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