やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

宇野のその後2

2012-12-14 22:36:00 | バスネタ昔の路線バス
さて、前回に続き今回も宇野自動車の第2の職場を御紹介いたそう。

愛媛の瀬戸内運輸にも、MR470の頃から、まとまった数の宇野バスの車両が移籍していましたわ。

コレじゃ!

瀬戸内運輸 P-MP218M 昭和61年式

コチラも土佐電のと同じように宇野自慢の5連マーカーのうち中3連がもぎ取られ、両端が路線バスの証である青色に取り替えられていますわ。それこそセパレートタイプのハイバックシートが並ぶ着席仕様のこの車両には急行仕業がピッタリですなぁ。

もちろん自社発注車も!

瀬戸内運輸 P-MP618K 昭和63年式

瀬戸内運輸の自社発注エアロスターは新呉羽をチョイスしたエアロスターKですわ。急行仕様に相応しいエアサスにブルーガラスと一般路線車よりはいい仕様ですな。

まぁ、宇野上がりのエアロスターMはリーフサスといえども、普通のよりはやわらかいものを使用しているんでガタガタ道を走らない限りその差は然程解らんと思いますわ。宇野のリーフサスは普通のものとは違うというのは、私が高校生の頃、写真を撮っている時に声を掛けていただき仲良くして頂いた下電バスのドライバーさんから伺ったんですよ。下電にも宇野の上がりのブルドックがかなりいましたもんねぇ。ただ、国道をガンガン走っていたためか年式の割には結構痛んでいたとか・・・。

もうかなりバスの撮影に今治の方には行ってませんが、まだ大型の路線車はいるんでしょうかねぇ・・・・。

宇野のその後1

2012-12-11 23:30:00 | バスネタ路線バス
高知の方から土佐電にエアロスターの新車が入ったとコメントをいただきまして、そういえば土佐電には宇野自動車のエアロスターMが行ってたなと思い出したので、今日はそれを紹介しましょう。

コレじゃ!

土佐電鉄 P-MP218M 昭和62年式

導入当初は違和感アリアリだったんですけど、少々色あせたプリントを見ると何かしっくり来てますわ。窓ガラスから見えるシートは宇野バス特有のセパレートの緑色したハイバック!。コレではっきりと宇野バス出身と解りますねぇ。しかしながら特徴的であった5連マーカーは真ん中の3つが撤去され、端っこのマーカーが路線バス用の青色に交換されてますわ。

そして、

土佐電鉄 P-MP218M 昭和62年式

こんなピンク色になった個体もいました。

いずれも撮影は10年以上前のことで、今現在も残っているかは久しく高知には出向いていないので確認していませんが、物持ちのいい土佐電のことですから、今も残っているんですかねぇ。


何か土佐電のエアロスターと言ったらこの宇野自動車のしかいないような感じがしますが、しっかり自社発注車もいましたゼ!

コレですわ・・・

土佐電鉄 U-MP618M 平成7年式

スキャンする時ケツが切れた・・・ご勘弁を!。自社発注車はメトロ窓のエアサス車なんですよ。仕様からもわかるように比較的距離の長い路線に使用されていたようですわ。

撮影当時の高知は旧車天国で趣味的にはウハウハでした。最近、高知へバス撮影に行っていなので、久々に行きたくなりましたわ・・・観光オフシーズンじゃし、高速バスに乗って行ってみようかなぁ。



いすゞのロイヤルデッカー

2012-12-07 21:29:00 | バスネタ観光バス
いやぁ、出張な毎日で中々アップ出来ませんでしたわ。

今回はコレを御紹介しましょう。

コレじゃ!!

城南交通 P-MR112D 平成元年式(と思います)

いすゞのジャーニーQ、ロイヤルデッカーですわ!!。いすゞのジャーニーQは中型車幅の小型、所謂小型の幅広になるんですけど、このクラスでは三菱がリアエンジン、日野が真ん中にエンジンのあるミッドシップエンジン(センターアンダーフロアーって言ってもいいか)なんですけど、このMRはフロントエンジンなんですよ。フロントエンジンというのはバスにとっては車内スペースが犠牲になるんですが、フレーム付きボディーと言うこともありボディーの架装の自由度は増すんですよね。そこで生まれたのがシアタータイプのこのロイヤルデッカーなんですわ。小型バスとはいえ、このクラスの定番である中型トラックと同じエンジンが搭載されているので動力性能は十分なんですよ。

リアスタイル


フロントエンジンゆえ、車内から運転席に行くにはエンジンが鎮座し出入りが難しいので運転席にもドアがついています。リアに申し訳程度の大きさのトランクもありますわ。

この頃、三菱のMJや日野のCHがレンタカーを中心に中型バスと同等の動力・運転性能を武器に爆発的にヒットしたのに比べ、このいすゞのジャーニーQはイマイチな売れ行きでした・・・。他社はエアサス当たり前、三菱に至っては大型車並みの独立懸架まで奢られている中、このジャーニーはリーフサスのままだったんですよね。このフロントエンジンも厄介な代物で熱はこもるわ、音はうるさいわで正直良い所無しでした。

それでもまだ元気に活躍している姿を見て、嬉しく思った次第ですわ!


宇野自動車の新車、やっと稼動!!

2012-12-02 20:01:00 | バスネタ路線バス
あの宇野自動車についに13年ぶりに新車が入りました!

・・・・・とはいえ、岡山にフェリーされて来て随分日数が経っており、早々と目撃情報も至る所に書き込まれていましたので、皆さん既にご存知のことと思いますが、ようやく稼動したみたいなのでネタにしても良かろうと言うことで、さっそく撮影に行って来ました。

昼から岡山駅前に出向くとお知り合いがいました。今日は稼動しており既に試乗してきたと!。それが表町BC10時50分発四御神(しのごぜ)行だったとの情報をキャッチ。ならば向こうに行って戻ってくるのが丁度今頃か?と定位置につき、じっと待っていました。四御神から戻って来るんなら岡山駅に入るし。

う~ん中々来んなと、ふと目をビックカメラの方へ目をやると、

なにぃ~!!!何でそっちを走りょうるんなら!!

もっと早くチェック入れてれば何とか間に合ったのに!。このまま表町BCに行ったらそのまま走らん可能性があるんで急いでダッシュ!!・・・・・しかし、ディーゼルエンジンに四十路のオッサンの足が間に合う訳もなく。

途中からチン電のお世話になり県庁前で下車。急いで表町BCへ行くと・・・・・


なんと、既にお休み中・・・・もうショック!嗚呼、ツイていない・・・。諦めて帰ろうとすると、おっ!ドライバーが乗車した!!しかもLED点灯!!


おお!今度はネオポリスに行くようじゃ!!。乗りたい・・・でも撮りたい!。取り急ぎここで撮影!!


歩道から撮影。ん~、何かイマイチ。

ココから信号たくさんあるし、走れば向こうでもう一度ゲット出来るかも?・・・・既に表町商店街を走っていました。2週間前、ダッシュした拍子に足が絡まり地面と身体の間にカメラを挟み強打したと言うのに・・・・最後の辺はもうヘロヘロで倒れそうだったんですけど、これが間に合ったんですわ!


ちょっと被写体ブレが・・・・。

で、すぐそこはバス停!。よっしゃ!とばかりに試乗!!・・・・・と言うわけで車内レポ。

明るい車内、バリアフリー法クリアのためワンステップ&車椅子載せるためにシート数は減少。


両備なんかは跳ね上げシート部分も二人掛けだったかと思いますが、コチラは一人掛けをチョイス。宇野バス名物のバスカード自動販売機も載っていませんでしたわ。


明るい車内はこのほぼラインライトと言っていい照明のお蔭のようですな。


シフトはもちろん標準のアリソン製トルコンATですわ。コレが結構いい出来のようで、エンジンとの相性もいいらしいですな。ZFとは大違いか・・・。

100円でプチ試乗会の後、急いで撮影。

宇野自動車 QKG-MP35FM 

宇野自動車、難産の末に生まれた車両なだけに、パッと見たいした変化は無いものの、明らかに進化しています。この1台で、ファンの皆さんが岡山参りをすると思われるので経済的効果もバッチリですな(笑)。

岡山の路線バスにおいては井笠鉄道倒産の暗い話題がありましたが、久々にメガトン級の明るい話題になったかと思います。増備が楽しみですなぁ!

MAN

2012-12-01 21:50:00 | バスネタ昔の観光バス
折角なんで輸入2階建てバスを引き続き紹介しましょうか。

それじゃ前回チラッと書きましたMANでも。

コレじゃ!

大阪国際観光 MAN 22.280HOCR 

大阪国際観光って?と思われる方が多いことでしょう、もう既に過去帳入りしている会社ですわ。元々は中央観光のグループであった大阪日本観光だったんですが、滋賀交通グループに変わり大阪国際観光と名前を変えたようです。

それよりも、MANと言えばバスよりは国鉄の電気式ディーゼル機関車のDF50のディーゼルエンジンのメーカーと言った方がしっくりとくるのは歳のせいでしょうか・・・。

撮影場所は見てのとおり倉敷美観地区。この頃の美観地区は本当に色々な車両がやって来て面白かったですわ。台数も多かったし、止めきれない車両は倉敷市役所へ回送してましたしねぇ。

さらに、


コチラはバンパーが白いタイプですわ。どういう意味があったのかは不明です・・・。なぜか後前輪のフェンダーカバーが無いんですよね。ひょっとしてスキーバスに使うためチェーンを掛けやすいようにはずしていたとか・・・。

もう1枚!


コレは今は無き、与島の京阪フィッシャーマンズワーフにて撮影ですわ。午前中美観地区で撮影した後、午後から与島に出向くと言うのが当時のシーズン中の日曜日の定番コースでしたわ。ホントこの頃は良かった・・・・。

じゃリアも。


残念ながらMANの写真はコレだけしかありませんでした・・・。