堺の和菓子は今回で第7弾。
「曽呂利(そろり)」の「大鏡」をご紹介。
<曽呂利の店構え> ~堺市堺区宿屋
本店は阪堺線妙国寺前駅阪堺線妙国寺前駅
の目の前にあります。
以前はもう少し南にありましたが、約3年
前に現在地に移ってきたそうです。
創業は約50年前(昭和30年代半ば)と
いいますから、堺の有名和菓子店としては
新参の部類。
それでも、支店が堺市内に3店舗(北野田、
上野芝、新金岡)もあることからも堺市民に
愛され、親しまれていることが伺えます。
ところで、この「曽呂利」という店名、
安土桃山期の堺の刀の鞘師、曽呂利新左衛門
に因んだもの。
曽呂利は異名で、彼が作った刀の鞘はソロリ
ソロリと刀身を吸い込みようにぴったり合う、
というので、世間の人々がそう呼ぶように
なったと伝わります。
茶道、香道ともに一流の腕前で、話し上手で、
頓智に巧みなことから、豊臣秀吉の御伽衆と
して寵愛されたそうです。
看板は、秀吉の耳元でなにやら囁く曽呂利
新左衛門が図案化されたものです。
そんな「曽呂利」を代表するお菓子がこちら。
<大鏡>
三種の神器の一つ八咫鏡(やたのかがみ)を
かたどった見た目も可愛らしい焼き菓子で、
中身は白あん。
直径は8~9cm位あり、結構食べ応えあり。
(1個 \221)
ふわっとしつつも少し香ばしさのある生地と
白あんの組み合わせがいい感じ。
優しい甘さの白あんがブラック珈琲と合う。
どっちかというと日本茶よりも珈琲の方が
合うんじゃないでしょうか。
味は京都の新京極のロンドン焼と似ています。
そして、お店の人に「大鏡以外でお勧めは?」
と聞き薦められたのが、こちらの「蘇」という
お菓子。
古代のチーズ「蘇」をイメージしたお菓子。
<蘇>
胡麻、アーモンド粉が練り込まれた生地は、
クッキーのような香りがします。
生地は香ばしく、中はチーズと生クリーム、
バターの混ざったような不思議な味。
店の人いわく、「若い人に結構受けが良い」
とのこと。
(1個 ¥179)
~堺プチ案内~
まずは「曽呂利」の由来、曽呂利新左衛門
の屋敷跡です。
<曽呂利新左衛門屋敷跡>
~堺市堺区市之町東
街中に忘れられたようにポツリと建つ石碑。
それでもちゃんと石碑があるということは
新左衛門が町の人々に忘れられていないと
いうことでしょう。
ちなみに新左衛門の供養塔は堺市堺区中之町
の妙法寺にあるそうです。
石碑の紹介だけでは寂しいので、刀の鞘師
だった新左衛門にちなみ、堺刃物を身近に
感じる場所をご紹介。
<堺刃物ミュージアム> ~堺市堺区材木町
場所は曽呂利本店からちんちん電車の走る
大道筋(紀州街道)沿いに南へ100mほど。
二階には堺産の色々な包丁がずら~っと並ぶ
展示室があり、販売もしています。
堺は業務用包丁で全国シェア90%を占めます。
出刃、刺身、菜切り、三徳などの包丁だけで
なく、ハサミや爪切りなどもあり、包丁は安い
ものなら5,000円ほど、高いもので数十万円。
花切り用鋏で38万円という高価なものまで。
一体どんな人が使うんでしょう?華道の先生?
さてさて、堺銘菓シリーズはまだまだ続きます。
「曽呂利(そろり)」の「大鏡」をご紹介。
<曽呂利の店構え> ~堺市堺区宿屋
本店は阪堺線妙国寺前駅阪堺線妙国寺前駅
の目の前にあります。
以前はもう少し南にありましたが、約3年
前に現在地に移ってきたそうです。
創業は約50年前(昭和30年代半ば)と
いいますから、堺の有名和菓子店としては
新参の部類。
それでも、支店が堺市内に3店舗(北野田、
上野芝、新金岡)もあることからも堺市民に
愛され、親しまれていることが伺えます。
ところで、この「曽呂利」という店名、
安土桃山期の堺の刀の鞘師、曽呂利新左衛門
に因んだもの。
曽呂利は異名で、彼が作った刀の鞘はソロリ
ソロリと刀身を吸い込みようにぴったり合う、
というので、世間の人々がそう呼ぶように
なったと伝わります。
茶道、香道ともに一流の腕前で、話し上手で、
頓智に巧みなことから、豊臣秀吉の御伽衆と
して寵愛されたそうです。
看板は、秀吉の耳元でなにやら囁く曽呂利
新左衛門が図案化されたものです。
そんな「曽呂利」を代表するお菓子がこちら。
<大鏡>
三種の神器の一つ八咫鏡(やたのかがみ)を
かたどった見た目も可愛らしい焼き菓子で、
中身は白あん。
直径は8~9cm位あり、結構食べ応えあり。
(1個 \221)
ふわっとしつつも少し香ばしさのある生地と
白あんの組み合わせがいい感じ。
優しい甘さの白あんがブラック珈琲と合う。
どっちかというと日本茶よりも珈琲の方が
合うんじゃないでしょうか。
味は京都の新京極のロンドン焼と似ています。
そして、お店の人に「大鏡以外でお勧めは?」
と聞き薦められたのが、こちらの「蘇」という
お菓子。
古代のチーズ「蘇」をイメージしたお菓子。
<蘇>
胡麻、アーモンド粉が練り込まれた生地は、
クッキーのような香りがします。
生地は香ばしく、中はチーズと生クリーム、
バターの混ざったような不思議な味。
店の人いわく、「若い人に結構受けが良い」
とのこと。
(1個 ¥179)
~堺プチ案内~
まずは「曽呂利」の由来、曽呂利新左衛門
の屋敷跡です。
<曽呂利新左衛門屋敷跡>
~堺市堺区市之町東
街中に忘れられたようにポツリと建つ石碑。
それでもちゃんと石碑があるということは
新左衛門が町の人々に忘れられていないと
いうことでしょう。
ちなみに新左衛門の供養塔は堺市堺区中之町
の妙法寺にあるそうです。
石碑の紹介だけでは寂しいので、刀の鞘師
だった新左衛門にちなみ、堺刃物を身近に
感じる場所をご紹介。
<堺刃物ミュージアム> ~堺市堺区材木町
場所は曽呂利本店からちんちん電車の走る
大道筋(紀州街道)沿いに南へ100mほど。
二階には堺産の色々な包丁がずら~っと並ぶ
展示室があり、販売もしています。
堺は業務用包丁で全国シェア90%を占めます。
出刃、刺身、菜切り、三徳などの包丁だけで
なく、ハサミや爪切りなどもあり、包丁は安い
ものなら5,000円ほど、高いもので数十万円。
花切り用鋏で38万円という高価なものまで。
一体どんな人が使うんでしょう?華道の先生?
さてさて、堺銘菓シリーズはまだまだ続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます