今回は堺の和菓子第8弾、「天神餅」の紹介。
<天神餅の店構え> ~堺市堺区車之町
阪堺線花田口から東へ約100m、大阪府立
泉陽高校の手前にあります。
比較的新しいながら、なかなか立派な店構。
創業は昭和27年と、老舗の多い堺の和菓子
店の中では新しい部類。
それでも、私がこの店先を歩いて通学した
20数年前には、既に有名でした。
ただ、当時は和菓子に特別な思いがなかった
ため、今回が初めての購入です。
さて、こちらの名物「天神餅」は名前の通り
近くにある菅原天神にちなんだもの。
店の看板も天神さんの梅紋をなぞらえて梅の
花を象ったもの。
<天神餅>
ふわっと柔らかな餅の中にあっさり目の粒あん
が入っています。
表面に雪の結晶のようなものが付いており、
これがなんともいえない良い舌触り。
原材料に卵白があったので、きっとこれが
ふわっと感や結晶のようなものの正体かと。
素朴な中にちょっと工夫が効いた和菓子です。
(1個 \110)
また、この店で「天神餅」と並ぶ二枚看板と
なっているのが、こちら。
<ビレラ>
バター入りの黄身餡を、バニラ風味の柔らか
い生地で包んで焼いた和洋折衷なお菓子。
中世に堺に滞在した宣教師ガスパル・ビレラ
(1525?~1572)にちなんでいるんだとか。
こちらはお茶よりコーヒーと一緒にどうぞ。
(1個 \130)
でも和風舌の私としては、どちらかというと
天神餅のほうが好みかな。
~堺プチ案内~
「天神餅」さんの由来である菅原天神です。
<菅原天神> ~堺市堺区戎之町
写真は随身門。
ここは名前のとおり菅原道真を祀った天神社
で、堺北組(大小路・竪川以北)の氏神社。
ちなみに堺南組の氏神社は以前に大寺餅と共
に紹介した開口神社。
建物は戦災で焼失したものが多いけど、社の
創建は長徳三年(997年)と長い歴史あり。
また、摂社も戎神(えべっさん)、癌封じの
薬祖神(神農さん)も祀られています。
普段は非公開ながら、武野紹鴎が愛用の椿の
井戸があり、この水で育てられたホタルを
庭園に放つて観賞会が開かれるんだそうです。
さて、堺銘菓シリーズはもう少し続きます。
次はどこにしましょうか。
<天神餅の店構え> ~堺市堺区車之町
阪堺線花田口から東へ約100m、大阪府立
泉陽高校の手前にあります。
比較的新しいながら、なかなか立派な店構。
創業は昭和27年と、老舗の多い堺の和菓子
店の中では新しい部類。
それでも、私がこの店先を歩いて通学した
20数年前には、既に有名でした。
ただ、当時は和菓子に特別な思いがなかった
ため、今回が初めての購入です。
さて、こちらの名物「天神餅」は名前の通り
近くにある菅原天神にちなんだもの。
店の看板も天神さんの梅紋をなぞらえて梅の
花を象ったもの。
<天神餅>
ふわっと柔らかな餅の中にあっさり目の粒あん
が入っています。
表面に雪の結晶のようなものが付いており、
これがなんともいえない良い舌触り。
原材料に卵白があったので、きっとこれが
ふわっと感や結晶のようなものの正体かと。
素朴な中にちょっと工夫が効いた和菓子です。
(1個 \110)
また、この店で「天神餅」と並ぶ二枚看板と
なっているのが、こちら。
<ビレラ>
バター入りの黄身餡を、バニラ風味の柔らか
い生地で包んで焼いた和洋折衷なお菓子。
中世に堺に滞在した宣教師ガスパル・ビレラ
(1525?~1572)にちなんでいるんだとか。
こちらはお茶よりコーヒーと一緒にどうぞ。
(1個 \130)
でも和風舌の私としては、どちらかというと
天神餅のほうが好みかな。
~堺プチ案内~
「天神餅」さんの由来である菅原天神です。
<菅原天神> ~堺市堺区戎之町
写真は随身門。
ここは名前のとおり菅原道真を祀った天神社
で、堺北組(大小路・竪川以北)の氏神社。
ちなみに堺南組の氏神社は以前に大寺餅と共
に紹介した開口神社。
建物は戦災で焼失したものが多いけど、社の
創建は長徳三年(997年)と長い歴史あり。
また、摂社も戎神(えべっさん)、癌封じの
薬祖神(神農さん)も祀られています。
普段は非公開ながら、武野紹鴎が愛用の椿の
井戸があり、この水で育てられたホタルを
庭園に放つて観賞会が開かれるんだそうです。
さて、堺銘菓シリーズはもう少し続きます。
次はどこにしましょうか。
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